モントレー・イトスギ (サイプレス・マクロカルパ) – 取り扱い植物の説明と育て方 – カリフォルニアのコニファー

学名:Cupressus macrocarpa
シノニム:Hesperocyparis macrocarpa
英名:Monterey cypress

モントレー・イトスギ

モントレー・イトスギとは

モントレー・イトスギはカリフォルニアの海岸沿いで見られる、鮮やかな緑葉をもつコニファー(針葉樹)です。
海岸からの強い風や塩水の飛沫にも耐えることができ、防風林として利用されることがあります。
成長が早くて丈夫な植物であり、木材として家具や楽器などに使用されています。
生育地では、風や水しぶきを浴び、ねじれて歪んだ独特な樹形が見られます。
名前の「マクロカルパ」はラテン語で「大きな果実」を意味し、果実を表しています。
園芸種として人気が高い「ゴールドクレスト」や「ゴールデンピラー」などの原種でもあります。
生育地の数は限られており、絶滅危惧のある危急種(NatureServeによると絶滅寸前の危機的状況)になります。

比較的、成長が早くて丈夫であり、育てやすい種類です。

成長度合いは、1年目に約20~50cmです。(※育成方法・環境にも応じる)

生育地:アメリカのカリフォルニア州に生育

樹高:20~40m程度

育て方

モントレー・イトスギ

ある程度の耐暑性はありますが、暑い時期の直射日光は避け、猛暑日は涼しい環境で管理ください。
寒い時期は、おおよそ-10度以上で育ててください。

水はけのよい土で育ててください。
水やりは、土の上部が乾いたら水を与えます。
水を切らさないように注意してください。
ただし、土の湿り過ぎは根腐れを引き起こすため、水の与え過ぎには注意してください。

なるべく風通しの良い場所で管理してください。

※耐寒性等の耐性は、育成する地域の気候や環境変化にもよるため、様子を見ながら管理ください。

種子販売について


<注記>
・本情報は、当店の経験や、生息地の環境、調査情報をもとに掲載をしておりますが、全てが正解ではない場合もあります。
 耐寒性などの耐性は、成長度合いのほか、育成する地域の気候や環境変化(暑さや寒さの期間・湿度変化・寒暖差など)によって異なるケースがありますことをご了承ください。
 もしもお気づきの点がありましたらご連絡ください。
・植物全てに関することになりますが、地植えなどの野外で育成するときには注意が必要です。
 植物によっては、別の土地へ自生して侵略種になり得ますので、管理できる状態を維持してください。

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