学名:Eucalyptus chloroclada
英名:Baradine red gum

ユーカリ・クロロクラダとは
ユーカリ・クロロクラダは明るい黄色の蕾から白い花が咲き、明るい青緑色の卵型の葉をもつ中~大型のユーカリです。
若い枝は黄緑色から赤色に変わり、やがて濃い赤色へと変化していきます。
生育地では、乾燥した森林の斜面や平地等の砂質の土壌に生育しています。
コアラが食べるユーカリの一種類としても知られています。
種小名の「クロロクラダ」はギリシャ語の「クロロス(緑)」と「クラドス(小枝)」を意味しています。
多くのユーカリ同様に、大きく成長すると、葉は卵型や長葉になります。
一般的には、成長しても、低い範囲から伸びる葉枝は、卵型や長葉になりにくいケースがあります。
そのため、元の葉を保つに、背の高い範囲を剪定する方法が考えられます。
原産地:オーストラリア東部に生育
樹高:10~20m程度
育て方
暑さには強いですが、寒さには若干弱いため、なるべく0度以上で管理ください。
冬は寒波に当てず、霜がかからない環境で育ててください。
様々な土壌で育ちますが、水はけのよい土で育てるのが望ましいです。
水やりは、水を切らさないように土の上部が乾いたら水を上げます。
土の湿りすぎは根腐れを引き起こすため、水のやりすぎには注意してください。
種子の発芽方法(種まき前の前処理)
(1)冷湿環境で2~4週間保管
⇒冷湿環境は湿らせたキッチンペーパー等で包んで冷蔵庫に保管する方法が一般的です。
(詳細は解説ページにも掲載)
※本情報は、当店の取り扱い種子に関する情報です。
※種まき時期の目安は平均気温18~25度です。
植物の在庫状況
当店では植物の鉢もの・苗木、種子を販売しております。
苗木 : 要問い合わせ
種子 : 在庫あり
<注記>
・本情報は、当店の経験や、生息地の環境、調査情報をもとに掲載をしておりますが、全てが正解ではない場合もあります。
例えば、「育て方」等、育成する周辺環境や気候によって異なるケースがありますことをご了承ください。
もしもお気づきの点がありましたらご連絡ください。
・植物全てに関することになりますが、地植えなどの野外で育成するときには注意が必要です。
植物によっては、別の土地へ自生して侵略種になり得ますので、管理できる状態を維持してください。