ブラキシトン・ポプルネウス (ボトルツリー / クラジョン) – 取り扱い植物の説明と育て方 – 観葉植物、オージープランツ

学名:Brachychiton populneus
英名:Kurrajong

ブラキシトン・ポプルネウス

ブラキシトン・ポプルネウスとは

ブラキシトン・ポプルネウスはオーストラリアに生育する中型のブラキシトン(ボトルツリー)です。
ポプラのような葉と、鐘形の花を持ち、花の外側は白色で内側には赤色の斑点があります。
根本が膨らみ、上部に向かって先細になる特徴的な樹形になります。
根本には水を蓄えており、乾燥した気候に耐えることができます。
ブラキシトンは観葉植物として有名であり、盆栽仕立てにされることがあります。
アメリカや地中海地域などの温かい地域では、鑑賞用として庭園の木や街路樹として植えられています。
種小名の「ポプルネウス」は、ラテン語で「ポプラのような」に由来し、葉の形を示しています。
かつて、ヨーロッパの入植者が種子を焙煎してコーヒーの代替品にしたり、パンや菓子に加えられることがありました。
先住民族は食用にしたり、木材を盾にしたり、樹皮を麻紐や釣り糸として使用しました。

生育地:オーストラリア東部に生育

樹高:5~15m程度

育て方

ブラキシトン・ポプルネウス

耐暑性があります。(近年の連日の猛暑等には注意)
冬は寒波に当てず、なるべく、0度以下になりにくい環境で育ててください。

水はけのよい土で育ててください。
水やりは、土の上部が乾いたら水を与えます。
水を切らさないように注意してください。
ただし、土の湿り過ぎは根腐れを引き起こすため、水の与え過ぎには注意してください。

なるべく風通しの良い場所で管理してください。

冬を含め、年中、日当たりの良い明るい環境で育てることが望ましいです。

成長が早く、鉢が小さいと根詰まりしやすいので注意してください。
地植えで大きくなる木のため、地植えするときは、年に数回は適度な高さで葉枝を伐採するなど、成長しすぎないように管理が必要です。

※耐寒性等の耐性は、育成する地域の気候や環境変化にもよるため、様子を見ながら管理ください。

ブラキシトン・ポプルネウス


<注記>
・本情報は、当店の経験や、生息地の環境、調査情報をもとに掲載をしておりますが、全てが正解ではない場合もあります。
 耐寒性などの耐性は、成長度合いのほか、育成する地域の気候や環境変化(暑さや寒さの期間・湿度変化・寒暖差など)によって異なるケースがありますことをご了承ください。
 もしもお気づきの点がありましたらご連絡ください。
・植物全てに関することになりますが、地植えなどの野外で育成するときには注意が必要です。
 植物によっては、別の土地へ自生して侵略種になり得ますので、管理できる状態を維持してください。

目次