ユーカリ・コルダータ・クアドラングロサ(ハートリーフ・シルバーガム)の育つ様子や育成例などを紹介します。
【基本情報】
学名(英名):Eucalyptus cordata ssp. quadrangulosa
生育地:オーストラリアのタスマニア島
植物のプロフィールや育て方はこちらの記事で紹介
【種子の在庫状況】
在庫あり
幼い苗は、特に大雨・猛暑に注意が必要
24-11-15
ユーカリ・コルダータ・クアドラングロサをあらためて実生から育成中です。
発芽後は、成長速度もやや早く、活力ありそうな様子に育ちます。
そこで、幼い苗を屋外に移動させ、梅雨などの大雨にさらしたのがミスでした。
そこで複数の苗が萎れます。
加えて、その後の猛暑でも直射日光の元にさらしたのもミスです。
この種類は、暑さに相当強いタイプでは無いと思われ、さらに弱ってしまいます。
その後、雨や直射日光が当たらない場所に移動させ、植替えします。
一方、1つの鉢の中に、複数の苗を植え込んでいたので、どうしても根を傷つけることになります。
猛暑などで全体的に弱っているので、夏の終わりの寒暖差で、更に萎れる苗が続出。
植物は成長時に弱らせてしまうと、その後の成長にも響いてしまいます。
ユーカリの中には、幼い苗でも、大雨や猛暑にさらしても大丈夫な種類はありますが、普通は幼い苗をこのように扱うのは危険ということですね。
この種類は、大雨・猛暑に相当の耐性があるタイプではないと思われますが、育っていくと、少しずつ耐性が付きます。
発芽後、2~3ヶ月後
屋外にて育てていました。
写真のように元気そうに育っていましたが、大雨、梅雨後の熱波、猛暑などで弱ってしまいます。
発芽後、4~6ヶ月後
雨や直射日光に当たらない場所へ移動。
元気な苗もありますが、最初から雨や夏の直射日光に当てなければ、もっと元気に育ったでしょう。
弱らせたこともあり、夏の終わりの猛暑からの急激な冷え込みで、いくつかの苗が萎れることになりました。
詳しい解説や育て方の記事
ユーカリ・コルダータ・クアドラングロサ (ハートリーフ・シルバーガム) – 取り扱い植物の説明と育て方 – 白銀色のハート型の葉上記の記事では詳しい説明や育て方を掲載しています。