黄胡蝶(オウコチョウ) (カイザルピニア・プルケリマ) – 取り扱い植物の説明と育て方 – 橙黄色の大きな花を咲かせる熱帯の花木

学名:Caesalpinia pulcherrima
英名:Peacock flower, Red bird of paradise

黄胡蝶(オウコチョウ)

黄胡蝶(オウコチョウ)とは

黄胡蝶(オウコチョウ)は橙黄色の大きな花を咲かせる熱帯の花木です。
学名の「プルケリマ」 はラテン語の「最も美しい」に由来し、ピーコックフラワー(孔雀の花)などの美しい花を表した別名があります。
花には、蝶やミツバチに加え、ハチドリなども訪れます。
観賞用として温かい地域の庭園や街路樹と利用され、ハワイではレイの花としても使用されています。
カリブ海の島国であるバルバドスの国花であり、国章にも描かれています。
かつて、種子や葉を食用やお茶、伝統医療に使用されたほか、塗料としても利用されました。
沖縄にも渡来し、三大名花の1つとして、県花に指定されています。

生育地:アメリカ大陸に生育

樹高:2~6m程度

育て方

黄胡蝶(オウコチョウ)

耐暑性があります。(近年の連日の猛暑等には注意)
冬は寒波に当てず、なるべく、0度以下になりにくい環境で育ててください。

水はけのよい土で育ててください。
水やりは、土の上部が乾いたら水を与えます。
ただし、土の湿り過ぎは根腐れを引き起こすため、水の与え過ぎには注意してください。

なるべく風通しの良い場所で管理してください。

※耐寒性等の耐性は、育成する地域の気候や環境変化にもよるため、様子を見ながら管理ください。

参考画像

バルバドスの国章

イチジクの木の上に2つの黄胡蝶が描かれています。
国章は大統領の旗にも描かれています。



<注記>
・本情報は、当店の経験や、生息地の環境、調査情報をもとに掲載をしておりますが、全てが正解ではない場合もあります。
 耐寒性などの耐性は、成長度合いのほか、育成する地域の気候や環境変化(暑さや寒さの期間・湿度変化・寒暖差など)によって異なるケースがありますことをご了承ください。
 もしもお気づきの点がありましたらご連絡ください。
・植物全てに関することになりますが、地植えなどの野外で育成するときには注意が必要です。
 植物によっては、別の土地へ自生して侵略種になり得ますので、管理できる状態を維持してください。

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