キジョラン(鬼女蘭) – 白髪の鬼女に例えられた山野草、蝶の食草 – 取り扱い植物の説明と育て方

学名:Marsdenia tomentosa Morr. et Decne

キジョラン(鬼女蘭)

キジョラン(鬼女蘭)とは

キジョラン(鬼女蘭)は釣鐘形の淡い黄白色の花を放射状に咲かせる、つる性の多年草です。
果実が熟したとき、白く長い綿毛の種子が弾け、それが白い髪を揺らす鬼女のようで、「鬼女蘭」と名付けられました。
海を超えて旅をする渡り蝶の「アサギマダラ」の幼虫の食草としても知られている山野草です。
花は小さいですが、果実は10~15cm程の楕円形のサイズになります。
つる性の茎は太くなり、やがて木質になります。
生育地では、低山の明るい森林に生育しています。

原産地:西日本や朝鮮半島、台湾に生育

樹高:0.5~1m程度

育て方

暑さには強いですが、寒い時期はなるべく-5度以上で管理ください。
冬の強い寒波には当てないように注意してください。

様々な土壌で育ちますが、水はけのよい土で育てるのが望ましいです。
水やりは、水を切らさないように土の上部が乾いたら水を上げます。
土の湿りすぎは根腐れを引き起こすため、水のやりすぎには注意してください。

種子の発芽方法(種まき前の前処理)

事前処理は特にありません

※本情報は、当店の取り扱い種子に関する情報です。
※種まき時期の目安は平均気温15~25度です。



植物の在庫状況

当店では植物の鉢もの・苗木、種子を販売しております。

鉢もの・苗木の在庫状況

苗木 : 要問い合わせ



<注記>
・本情報は、当店の経験や、生息地の環境、調査情報をもとに掲載をしておりますが、全てが正解ではない場合もあります。
 例えば、「育て方」等、育成する周辺環境や気候によって異なるケースがありますことをご了承ください。
 もしもお気づきの点がありましたらご連絡ください。
・植物全てに関することになりますが、地植えなどの野外で育成するときには注意が必要です。
 植物によっては、別の土地へ自生して侵略種になり得ますので、管理できる状態を維持してください。

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