銀葉アカシア・プルプレア – 取り扱い植物の説明と育て方 – 大人気のミモザの紫葉タイプ

学名:Acacia baileyana var. purpurea
シノニム:Acacia baileyana purpurea

銀葉アカシア・プルプレア

銀葉アカシア・プルプレアとは

銀葉アカシア・プルプレアは銀葉アカシアの亜種になり、紫色の美しい葉をもち、沢山の黄色の花を咲かせるアカシア(ミモザ)です。
美しい青みのあるシルバーリーフに加え、新芽や、秋の葉は見事な紫色になります。
花は春頃に、銀葉アカシアに少し遅れて、咲き始めます。
ふわふわしたような優美な花は、花束やリース等のハンドメイド作品で絶大な人気があります。
葉の形状やグラデーションのある色合いが美しく、花束の素材やシンボルツリーとしても利用されています。

生育地:オーストラリアに生育

樹高:5~10m程度

育て方

銀葉アカシア・プルプレア

耐暑性があります。
寒い時期は、強い寒波に当てず、おおよそ-5度以上で育ててください。

様々な土壌で育てられますが、水はけのよい土で育てることが望ましいです。
水やりは、水を切らさないように、土の上部が乾いたら水を与えます。
土の湿り過ぎは根腐れを引き起こすため、水の与え過ぎには注意してください。
なるべく風通しの良い場所で管理してください。
冬を含め、年中、日当たりの良い明るい環境で育てることが望ましいです。
特に若木のとき、長雨の間や後に、土の湿り過ぎや多湿により、弱ったり、萎れる可能性があります。
長雨の時期は、雨が当たらず、ジメジメしない場所に移動ください。
成長すれば、水の吸収も早くなり、ある程度の耐性が付くようになります。
アカシアはマメ科の植物であり、一般的に、空気中から窒素を固定して、生育に利用します。
そのため、窒素が多く含む肥料や培養土は避けてください。
肥料を過度に与えすぎると、逆に、弱らせることになりますので、注意してください。
肥料を与える場合には、窒素が少ない肥料を年に1~2回程度、控えめに与えると良いでしょう。

※耐寒性等の耐性は、育成する地域の気候や環境変化にもよるため、様子を見ながら管理ください。

銀葉アカシア・プルプレア


<注記>
・本情報は、当店の経験や、生息地の環境、調査情報をもとに掲載をしておりますが、全てが正解ではない場合もあります。
 耐寒性などの耐性は、成長度合いのほか、育成する地域の気候や環境変化(暑さや寒さの期間・湿度変化・寒暖差など)によって異なるケースがありますことをご了承ください。
 もしもお気づきの点がありましたらご連絡ください。
・植物全てに関することになりますが、地植えなどの野外で育成するときには注意が必要です。
 植物によっては、別の土地へ自生して侵略種になり得ますので、管理できる状態を維持してください。

植物の紹介記事

銀葉アカシア・プルプレアの植物の様子の紹介

植物の様子や、個性や魅力を紹介しています。

目次