ユーカリ・ダルリンプレナ(マウンテンホワイト・ガム)の育つ様子や育成例などを紹介します。
【基本情報】
学名(英名):Eucalyptus dalrympleana
生育地:オーストラリア南東部やタスマニア島
植物のプロフィールや育て方はこちらの記事で紹介
種子販売について
【種子の在庫状況】
少なめ
目次
初期段階は十字対生
24-11-15
ユーカリ・ダルリンプレナの初期段階は、十字対生の小葉が特徴的です。
最初の葉の様子は、ユーカリ・マカルトゥや、ユーカリ・ビミナリスといった、香りに特徴があるユーカリと少しだけ似ています。
香りは豊かではないですが、葉をちぎると明らかな香りがあります。
精油の成分を検索すると、主にαピネン、1,8-シネオール、α-テルピネオールが含まれるようです。1
それぞれ代表的なユーカリオイルの成分ですが、この種類はα-テルピネオールの比率が若干高いかもしれません。(十分に調べてはいません。)
α-テルピネオールは、ユーカリ・ラディアータで1割弱含まれ、スズラン系のフローラルな香りとされています。
香り成分を比較してみるのも興味深いですね。
ちなみにユーカリ・ダルリンプレナは、イギリスの英国王立園芸協会のガーデンメリット賞を受けている種類です。
検索で調べた範囲では、ガーデンメリット賞の記載がある種類は、Eucalyptus属からは7種類と思われます。
意外と少なく、その中で、なぜ、この種類が選ばれたのでしょうか。
詳しい解説や育て方の記事
ユーカリ・ダルリンプレナ (マウンテンホワイト・ガム) – 取り扱い植物の説明と育て方 – 滑らかな白色の樹皮上記の記事では詳しい説明や育て方を掲載しています。
- Ermias Dagne,Daniel Bisrat,Markos Alemayehu &Tadele Worku, Essential Oils of Twelve Eucalyptus Species from Ethiopia, Taylor & Francins, https://www.tandfonline.com/doi/abs/10.1080/10412905.2000.9699567
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