学名:Anigozanthos flavidus

セイタカ・カンガルーポー・グリーンとは
セイタカ・カンガルーポー・グリーンはカンガルーの前足のようなユニークな形の花を咲かせる、オーストラリア原産の多年草です。
冬が寒い地域では一年草ですが、暖かい地域では何年にもわたり生育できます。
園芸用の草花として人気があり、花束の素材やドライフラワーとしても広く利用されています。
カンガルーポーは、英語で「カンガルーの足」を意味します。
種小名の「フラビダス」は「黄色」に由来し、本種の一般的な花の色合いを示します。
(ただし、花の色合いは品種により異なります。)
生育地:オーストラリア南西部の森林や湿地に生育
樹高:0.5~1m程度
育て方
ある程度の耐暑性はありますが、暑い時期の直射日光は避け、猛暑日は涼しい環境で管理ください。
1年以上育てる場合、おおよそ5度以上の環境で育ててください。
寒暖差が大きくなる季節の変わり目には、気温が安定する温かい場所で管理ください。
水はけのよい土で育ててください。
水やりは、土の上部が乾いたら水を与えます。
ただし、土の湿り過ぎは根腐れを引き起こすため、水の与え過ぎには注意してください。
夏などの高温多湿は好まないため、空気が滞留する場所は避け、多湿にならないよう風通しの良い場所で管理ください。
梅雨などの連日の雨には特に注意してください。
カンガルーポーの仲間はリン酸の乏しい環境に適応し、効率的にリン酸を吸収することができます。
そのため、土中にリン酸が多いと肥料過多になるため、リン酸が豊富な培養土や肥料は使用しないようにしてください。
また、多くの肥料は好まないので、肥料は控えめに与えてください。
※耐寒性等の耐性は、育成する地域の気候や環境変化にもよるため、様子を見ながら管理ください。
【種子の在庫】:在庫あり
<注記>
・本情報は、当店の経験や、生息地の環境、調査情報をもとに掲載をしておりますが、全てが正解ではない場合もあります。
耐寒性などの耐性は、成長度合いのほか、育成する地域の気候や環境変化(暑さや寒さの期間・湿度変化・寒暖差など)によって異なるケースがありますことをご了承ください。
もしもお気づきの点がありましたらご連絡ください。
・植物全てに関することになりますが、地植えなどの野外で育成するときには注意が必要です。
植物によっては、別の土地へ自生して侵略種になり得ますので、管理できる状態を維持してください。