学名:Bursera fagaroides
英名:Fragrant bursera
ブルセラ・ファガロイデスとは
ブルセラ・ファガロイデスはメキシコの砂漠などに生育する花木であり、コーデックス(塊茎植物)としても知られています。
幹は水を蓄えて膨らみ、赤褐色の樹皮が剥がれる様子は、独特の雰囲気になります。
フラグラント・ブルセラ(芳香性のブルセラ)とも呼ばれ、葉等からは柑橘系の爽やかな香りがあります。
数m以上になる木ですが、大きくせずに、観葉植物や盆栽として、独自の樹形に仕立てられています。
生育地:メキシコの低木地帯などの砂質土壌に生育
樹高:5~10m程度
育て方
耐暑性があります。(近年の連日の猛暑等には注意)
冬は寒波に当てず、おおよそ10度以上の環境で育ててください。
寒暖差が大きくなる季節の変わり目には、気温が安定する温かい場所で管理ください。
水はけのよい土で育て、過度に水持ちする土は避けてください。
水やりは、土を乾燥気味にし、土の上~中部が乾いたら水を与えます。
大雨や長雨が当たらない場所で管理してください。
過度な土の湿りすぎは植物を弱らせるため、注意してください。
ただし、春から秋の成長期には、水を早く吸うことがあるため、水を完全に切らさないように注意します。
成長期ではない時期(冬など)は、水を吸う速度は遅くなりますので、それを考慮して、水やりは最低限にします。
夏などの高温多湿は好まないため、空気が滞留する場所は避け、多湿にならないよう風通しの良い場所で管理ください。
梅雨などの連日の雨には特に注意してください。
冬を含め、年中、日当たりの良い明るい環境で育てることが望ましいです。
※耐寒性等の耐性は、育成する地域の気候や環境変化にもよるため、様子を見ながら管理ください。
【種子の在庫】:少なめ
<注記>
・本情報は、当店の経験や、生息地の環境、調査情報をもとに掲載をしておりますが、全てが正解ではない場合もあります。
耐寒性などの耐性は、成長度合いのほか、育成する地域の気候や環境変化(暑さや寒さの期間・湿度変化・寒暖差など)によって異なるケースがありますことをご了承ください。
もしもお気づきの点がありましたらご連絡ください。
・植物全てに関することになりますが、地植えなどの野外で育成するときには注意が必要です。
植物によっては、別の土地へ自生して侵略種になり得ますので、管理できる状態を維持してください。