パッシフロラ・カエルレア (ブルー・パッションフラワー / 時計草(トケイソウ)) – 取り扱い植物の説明と育て方 – 時計草

学名:Passiflora caerulea
英名:Blue passionflower

パッシフロラ・カエルレア

パッシフロラ・カエルレアとは

パッシフロラ・カエルレアは中南米原産のつる性の多年草であり、時計草(トケイソウ)の代表的な種類です。
巻き付く木(支柱)の条件が良ければ、20mになることもあります。
「英国王立園芸協会」からは「ガーデンメリット賞」を授与されており、庭での植栽で優れた植物だと評価されています。
また、花や葉をお茶として利用したり、食品の材料として利用されることもあります。
パッションフルーツの「果物時計草」の台木にされることもあります。
種小名の「カエルレア」は「青い」を意味し、花の様子を示します。

比較的、成長が早くて丈夫であり、育てやすい種類です。

生育地:中南米に生育

樹高:2~10m程度

育て方

パッシフロラ・カエルレア

耐暑性があります。(近年の連日の猛暑等には注意)
寒い時期は、強い寒波に当てず、おおよそ-5度以上で育ててください。

水はけのよい土で育ててください。
水やりは、土の上部が乾いたら水を与えます。
水を切らさないように注意してください。
ただし、土の湿り過ぎは根腐れを引き起こすため、水の与え過ぎには注意してください。

なるべく風通しの良い場所で管理してください。

冬を含め、年中、日当たりの良い明るい環境で育てることが望ましいです。

結実は、開花時に人工受粉をすると実をつけやすくなります。

※耐寒性等の耐性は、育成する地域の気候や環境変化にもよるため、様子を見ながら管理ください。



<注記>
・本情報は、当店の経験や、生息地の環境、調査情報をもとに掲載をしておりますが、全てが正解ではない場合もあります。
 耐寒性などの耐性は、成長度合いのほか、育成する地域の気候や環境変化(暑さや寒さの期間・湿度変化・寒暖差など)によって異なるケースがありますことをご了承ください。
 もしもお気づきの点がありましたらご連絡ください。
・植物全てに関することになりますが、地植えなどの野外で育成するときには注意が必要です。
 植物によっては、別の土地へ自生して侵略種になり得ますので、管理できる状態を維持してください。

目次