スナジグミ (シーバックソーン) – 取り扱い植物の説明と育て方 – グミ科のサジーの一種

学名:Hippophae rhamnoides
英名:Sea-buckthorn

スナジグミ

スナジグミとは

スナジグミはサジーとも呼ばれる、グミ科ヒッポファエ属の植物の代表的な種類です。
健康食品などの食品や医薬品だけでなく、化粧品にも利用され、世界の冷温帯地域に植樹されています。
ロシアやアジア、ヨーロッパなどの伝統医療にも用いられることがありました。
若干の耐塩性もあり、栄養の乏しい土壌に植えられることがあります。

雌雄異株であり、雄花と雌花が異なる木に咲きます。

生育地:ヨーロッパやアジアの冷温帯に生育

樹高:2~4m程度

育て方

スナジグミ

ある程度の耐暑性はありますが、暑い時期の直射日光には注意が必要です。
寒い時期は、おおよそ-20度以上で育ててください。

水はけのよい土で育て、水はけの悪い粘土質の土などは避けます。
土の上~中部が乾いたら水を与え、やや、乾燥気味に育てます。
土の湿り過ぎは生育を遅らせたり、弱らせることがありますので、注意してください。
夏などの高温多湿は好まないため、空気が滞留する場所は避け、多湿にならないよう風通しの良い場所で管理ください。
梅雨などの連日の雨には特に注意してください。

※耐寒性等の耐性は、育成する地域の気候や環境変化にもよるため、様子を見ながら管理ください。



<注記>
・本情報は、当店の経験や、生息地の環境、調査情報をもとに掲載をしておりますが、全てが正解ではない場合もあります。
 耐寒性などの耐性は、成長度合いのほか、育成する地域の気候や環境変化(暑さや寒さの期間・湿度変化・寒暖差など)によって異なるケースがありますことをご了承ください。
 もしもお気づきの点がありましたらご連絡ください。
・植物全てに関することになりますが、地植えなどの野外で育成するときには注意が必要です。
 植物によっては、別の土地へ自生して侵略種になり得ますので、管理できる状態を維持してください。

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