バルサムモミ – 精油や香水で有名なモミの木 – 取り扱い植物の説明と育て方

学名:Abies balsamea
英名:Balsam fir

バルサムモミ

バルサムモミとは

バルサムモミは芳香が良く、エッセンシャルオイルが抽出され、香水として人気なモミの木です。
モミの木では小~中型であり、光沢のある濃い緑色の葉を持ち、端正な円錐形の樹形になります。
アメリカを中心にクリスマスツリーやリースとしても利用されています。
アメリカ議会議事堂のクリスマスツリーとしても飾られたことがある種類の仲間です。
モミの木なので成長はゆっくりであり、盆栽にも利用されています。
かつては、ネイティブアメリカンが薬として使用してきました。
現在では、薬用や接着剤、木材としても利用されています。

モミの木は成長速度はゆっくりの種類が多く、環境によりますが、年に約10~20cmの成長になります。

原産地:アメリカ北部やカナダに生育

樹高:15~20m程度

育て方

バルサムモミ

暑い時期には、高温多湿の環境を避け、風通しのよい環境で育ててください。
(特に、苗が若いときや鉢で育成している間は、夏の直射日光を避けてください)
寒い時期は、なるべく-15度以上で育ててください。

水はけのよい土で育て、なるべく粘土質の土は避けてください。
水やりは、土が乾燥しないように、土の上部が乾いたら水を与えます。
(※水の与えすぎは根腐れを招きますので、過度に与えすぎないようにしてください。)

※耐寒性等の耐性は、育成する地域の気候や環境変化にもよるため、様子を見ながら管理ください。

一般的に、マツ科モミ属に属する植物が「モミの木」と呼ばれます。
「モミの木」は世界で約50種類あり、加えて園芸用に生まれた種類も数多くあります。
樹形が円錐状になることが多く、クリスマスツリーとして利用されることが多い種類です。
また、成長がゆっくりであるため、盆栽として利用されることがあります。
多くのモミの木には精油成分があり、消臭や抗菌などの様々な効果が注目されています。

バルサムモミ

【幼い苗のときや鉢が小さいときの注意点(植物全般)】
夏には強い直射日光や高温の場所を避け、冬には霜や寒風を避けてください。
急な温度・湿度変化にも注意してください。
特に初春等の急激な寒暖差があるときは、寒暖差の影響が少ない環境で育てることを推奨します。

植物の在庫状況

当店では植物の鉢物や種子を販売しております。



<注記>
・本情報は、当店の経験や、生息地の環境、調査情報をもとに掲載をしておりますが、全てが正解ではない場合もあります。
 耐寒性などの耐性は、成長度合いのほか、育成する地域の気候や環境変化(暑さや寒さの期間・湿度変化・寒暖差など)によって異なるケースがありますことをご了承ください。
 もしもお気づきの点がありましたらご連絡ください。
・植物全てに関することになりますが、地植えなどの野外で育成するときには注意が必要です。
 植物によっては、別の土地へ自生して侵略種になり得ますので、管理できる状態を維持してください。

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