ここでは、当店で取り扱っているユーカリ種子の中で、寒さに強いユーカリ種類をご紹介します。
ユーカリの多くはオーストラリアを原産とします。
オーストラリアの国土の多くは、砂漠気候や熱帯気候であるため、暑さには強いユーカリは多い一方で、寒さに弱い種類も数多く存在します。
ユーカリをシンボルツリーとして地植えする場合や、鉢植えで大きく育てる場合には、寒さに弱いユーカリは、冬に枯らしてしまう場合があります。
幸いなことに、日本の寒さに耐えることができるユーカリは多く存在します。
山地の農園や公園に植樹されたユーカリが大きく成長しています。
【注意点】
本情報は当店の育成経験や、原産地の環境、書籍や海外の植物ウェブサイト等の情報をもとにしておりますが、全て正解ではない場合があります。
本来、植物の耐寒性とは、温度の数値では測りにくく、その期間、湿度、寒風の度合い、日照、その他気候の影響など、様々な要素によるものです。
更に、厳密には、亜種や生育地による違いが関係することに加え、挿し木苗か実生苗か(実生苗はどこで育てたか)の違いもあると考えております。
普通はそれらを区別して入手することは困難であることや、情報数が少ないので情報精度が下がるため、ここでは細かい点は考慮しておりません。
そのため、場所によっては気候に合わない場合・個体差による違いがございますのでご注意ください。
寒冷地で耐えるユーカリ
寒さに強いユーカリです。
オーストラリアにおいても、マイナス15度以下になるアルプスや砂漠地域が存在し、そのような場所にもユーカリがたくましく生育しています。
ときにはマイナス30度以下の地域でも生育しているユーカリも存在します。
ユーカリ・グラウケスケンス 別名:ティングリング・ガム

学名:Eucalyptus glaucescens
ユーカリ・グラウケスケンスは白みのある青緑色の丸葉をもつ中型のユーカリです。
比較的、香りもあり、爽やかでいて、やや甘みを感じさせる香りがあります。
魅力的な葉枝に加え、木肌は白褐色やネイビーグリーンなどの独特な色合いをもちます。
オーストラリア南東部に生育しており、樹高は約10~30mになります。
ユーカリ・パウシフローラ 別名:スノーガム、ホワイトサリー

学名:Eucalyptus pauciflora
ユーカリ・パウシフローラ はオーストラリアのアルプスでの厳しい冬を生き抜くユーカリです。
マイナス20度以上の極寒にも耐えるといわれています。
ブルーグリーンの長葉と、滑らかな樹皮をもち、白い花を咲かせます。
オーストラリア南東部やタスマニア島に生育しており、樹高は約5~20mになります。
寒さに強く、多くの地域で屋外管理できるユーカリ
寒冷地を除き、日本の多くの地域では冬も屋外管理できるユーカリです。
おおよそマイナス10度以上で育てるのが望ましく、長い日数で強い寒さが続くと、耐えられない場合もあります。
(※若い木のときや、鉢が小さいときには、もう少し高い温度で管理し、寒波には注意が必要です。)
ユーカリ・カンフォラ 別名:スワンプガム

学名:Eucalyptus camphora
ユーカリ・カンフォラは白い花を咲かせ、青みがかった大きめのハート型の葉を持つユーカリです。
「スワンプガム(沼や沢のユーカリ)」とも呼ばれます。
「カンフォラ」は強い香りを持つ物質「カンファー(樟脳)」に由来します。
オーストラリア東部や南東部に生育しており、樹高は約10~20mになります。
ユーカリ銀丸葉 別名:ユーカリ・シネレア

学名:Eucalyptus cinerea
ユーカリ銀丸葉は銀色を帯びた青緑色の葉をもつユーカリです。
白銀色の美しい色合いから、観賞用の植物や、花束の素材として人気がある種類です。
花束としても主張しすぎない色合いと葉の形から、主役の花を引き立てます。
オーストラリア南東部に生育しており、樹高は約5~30mになります。
ユーカリ・ガモフィラ

学名:Eucalyptus gamophylla
ユーカリ・ガモフィラはツキヌキ状の葉をもつ、砂漠の小型ユーカリです。
(個体差や育成環境でツキヌキ状にならない場合もあります。)
「ガモフィラ」は「結婚・和合」と「葉」に由来します。
「ブルーリーフ・マリー」ともよばれ、葉は銀色を帯びた青緑色です。
オーストラリア西部や中央部に生育しており、樹高は約1.5~7mになります。
ユーカリ・モーレイ・ナナ

学名:Eucalyptus moorei nana
ユーカリ・モーレイ・ナナは明るい緑色の長葉をもつ小型のユーカリです。
大きくならないため、オーストラリアでは庭園の木としても利用されています。
「ナナ」はラテン語で「小人」を意味します。
オーストラリア南東部に生育しており、樹高は約2~5mになります。
ユーカリ・ネグレクタ 別名:オメオガム

学名:Eucalyptus neglecta
ユーカリ・ネグレクタは鮮やかな青緑色の葉をもつ、小~中型のユーカリです。
大きなボリュームある葉が特徴的です。
耐寒性があり、明るい日陰であれば育つ、珍しい性質もあります。
オーストラリア南東部に生育しており、樹高は約5~10mになります。
ユーカリ銀世界 別名:ユーカリ・プルベルレンタ

学名:Eucalyptus pulverulenta
ユーカリ銀世界は白銀色を帯びた青緑色の、丸みのある葉をもつ、小~中型のユーカリです。
美しい色合いの葉枝や実をもち、花束の素材やインテリア装飾として、とても人気の種類です。
ユーカリの中でも香りは強く、葉枝には爽やかな香りをもちます。
オーストラリア南東部に生育しており、樹高は約5~10mになります。
寒さに少し強いユーカリ
氷点下の軽度の霜に耐えられるユーカリは多くあります。
マイナス5度以上で育てるのが望ましく、関東以西の西日本の寒くなりすぎない地域向きだと考えられます。
(※若い木のときや、鉢が小さいときには、もう少し高い温度で管理し、霜や寒風には注意が必要です。)
ユーカリ・アルビダ 別名:ホワイトリーフ・マリー

学名:Eucalyptus albida
ユーカリ・アルビダは青緑色の小さめの葉をもつユーカリです。
ユーカリの中では小型でコンパクトな樹形です。
美しい外観であり、観賞用の庭木や鉢植えとして利用されています。
西オーストラリア南西部に生育しており、樹高は約2~4mになります。
ユーカリ・カエシア・マグナ 別名:シルバープリンセス

学名:Eucalyptus caesia ssp. magna
ユーカリ・カエシア・マグナは光沢のある丸っぽい葉をもち、赤い花を咲かせるユーカリです。
ユーカリ・カエシアの亜種であり、花束の素材や観賞用の花木として人気があります。
西オーストラリア南西部に生育しており、樹高は約2~15mになります。
ユーカリ・ケリー

学名:Eucalyptus caleyi
ユーカリ・ケリーは白い花を咲かせ、青みを帯びた葉と、やや赤みを帯びた幹をもつユーカリです。
灰黒色の硬い樹皮をもち、アイアンバーク(鉄の樹皮)とも呼ばれます。
オーストラリア東部や南東部に生育しており、樹高は約20~30mになります。
ユーカリ・カマルドレンシス 別名:リバーレッドガム

学名:Eucalyptus camaldulensis
ユーカリ・カマルドレンシスは白色の花を咲かせ、槍状の長い葉と赤褐色や白灰色の鮮やかな樹皮をもつユーカリです。
葉は鮮やかな緑色ですが、寒い時期には赤色の美しい色合いに紅葉します。
オーストラリアに生育しており、樹高は約20~50mになります。
ユーカリ・コルダータ・クアドラングロサ 別名:ハートリーフ・シルバーガム

学名:Eucalyptus cordata ssp. quadrangulosa
ユーカリ・コルダータ・クアドラングロサは薄い白銀色を帯びたハート形の葉をもつユーカリです。
「コルダータ」はラテン語の「ハート型」に由来します。
「コルダータ」の亜種になり、違いは、枝断面が四角、幼葉がより尖り、大きめの花・実をもつとされます。
オーストラリアのタスマニア島に生育しており、樹高は約3~20mになります。
ユーカリ・キペロカルパ 別名:マウンテン・グレイ・ガム、モンキー・ガム

学名:Eucalyptus cypellocarpa
ユーカリ・キペロカルパは鮮やかな緑色の葉と滑らかな樹皮をもつ大型のユーカリです。
キペロカルパは「カップフルーツ」を意味し、果実の形を示します。
木材は耐久性があり、建物やインフラに利用されることがあります。
オーストラリア南東部に生育しており、樹高は約50~65mになります。
ユーカリ・エリスロコリス 別名:レッドキャップガム

学名:Eucalyptus erythrocorys
ユーカリ・エリスロコリスは真紅の蕾から黄色い花を咲かせる、ユーカリです。
特徴的な蕾から、「レッドキャップガム(赤いキ帽子のユーカリ)」とも呼ばれます。
オーストラリアでは観賞用の植木や庭園の木、街路樹として人気がある種類です。
西オーストラリア南西部に生育しており、樹高は約3~10mになります。
ユーカリ・フォレスチアーナ 別名:フクシア・マリー

学名:Eucalyptus forrestiana
ユーカリ・フォレスチアーナは特徴的な赤と黄色の花を咲かせる小型のユーカリです。
振り子のような実と花をもち、庭園の木や街路樹として植樹されています。
塩湖周辺の砂地や平原で生育しています。
西オーストラリア南部に生育しており、樹高は約2~6mになります。
ユーカリ・ギリー

学名:Eucalyptus gillii
ユーカリ・ギリーは青みのある緑色の卵型の葉を持つ、小型のユーカリです。
オーストラリアでは、園芸用や、花束の素材として利用されることがあります。
南オーストラリアの内陸部に生育しており、樹高は約3~6mになります。
ユーカリ・グロブルス

学名:Eucalyptus globulus ssp. globulus
syn:Eucalyptus globulus
ユーカリ・グロブルスは香水やエッセンシャルオイルとして有名なユーカリです。
香料や薬用、お茶、ハチミツ用の花としても利用されています。
若い葉は白みがかった明るい青緑色の葉になり、爽やかな印象です。
オーストラリア南東部やタスマニア島に生育しており、樹高は約20~50mになります。
ユーカリ・ゴニオカリックス

学名:Eucalyptus goniocalyx
ユーカリ・ゴニオカリックスは鮮やかな緑色のやや厚みのある丸葉をもつ小~中型のユーカリです。
葉枝から抽出されるエッセンシャルオイルは様々な用途に利用されます。
絶滅危惧のある危急種であり、数は減少しています。
オーストラリア南東部に生育しており、樹高は約10~15mになります。
ユーカリ・クルセアナ

学名:Eucalyptus kruseana
ユーカリ・クルセアナは銀白色を帯びた丸みのある葉を持つ小型のユーカリです。
華やかなクリームイエローの花を咲かせます。
美しい色合いから、観賞用として庭園に植えられたり、花束の素材としても使われています。
西オーストラリア南部に生育しており、樹高は約2~4mになります。
ユーカリ・マカルトゥ 別名:パディーリバーボックス

学名:Eucalyptus macarthurii
ユーカリ・マカルトゥは小さな雪のような花を咲かせるユーカリです。
一般的なユーカリの香りとは少々異なる、フルーティーな香りの精油が抽出されます。
絶滅危惧種に指定されているユーカリです。
オーストラリア南東部に生育しており、樹高は約30~40mになります。
ユーカリ・マクロカルパ

学名:Eucalyptus macrocarpa
ユーカリ・マクロカルパは大ぶりの赤い花を咲かせ、銀色を帯びた卵型の葉をもつ、小型のユーカリです。
美しい葉枝に加えて、大ぶりの花や果実が特徴的です。
種小名の「マクロカルパ」は、ギリシア語の「大きい果実」に由来します。
西オーストラリア南西部に生育しており、樹高は約1~8mになります。
ユーカリ・マージナータ 別名:ジャラ、スワン・リバー・マホガニー

学名:Eucalyptus marginata
ユーカリ・マージナータは白い花を咲かせ、槍状の葉をもつ、大型のユーカリです。
深みのある赤みと美しい木目から家具や楽器に利用されます。
蜂蜜用として有名で、黒蜜のような味わいの蜂蜜は、ジャラハニーとして流通しています。
西オーストラリアの南西部に生育しており、樹高は約30~50mになります。
ユーカリ・メラノフロイア

学名:Eucalyptus melanophloia
ユーカリ・メラノフロイアは白銀色を帯びた卵型の葉の、小~中型のユーカリです。
日照・環境によっては、ミントグリーンの葉にもなり、美しい色合いです。
「メラノフロイア」は「黒い樹皮」を意味し、 粗くて硬い鉄色の樹皮を示しています。
オーストラリア北東部に生育しており、樹高は約4~20mになります。
ユーカリ・イエローボックス 別名:ユーカリ・メリオドラ

学名:Eucalyptus melliodora
ユーカリ・イエローボックスは甘い香りの白い花を咲かせ、白銀色を帯びた長細い葉をもつユーカリです。
「ハニー・ボックス(蜂蜜のユーカリ)」とも呼ばれ、ハチミツ用の花としても利用されています。
「メリオドラ」は「蜂蜜」と「甘い香り」を意味します。
オーストラリア南東部に生育しており、樹高は約15~30mになります。
ユーカリ・ニテンス 別名:シャイニングガム

学名:Eucalyptus nitens
ユーカリ・ニテンスは白色を帯びたライトグリーンの明るい葉を持ち、甘い香りをもつユーカリです。
シャイニングガム(輝くユーカリ)と呼ばれ、光沢のある葉や蕾、白褐色の樹皮を持ちます。
香りが強く、成長速度も早いので、ハーブとして花瓶で飾るのもおすすめです。
オーストラリア南東部に生育しており、樹高は約50~80mになります。
ユーカリ・ノートニ

学名:Eucalyptus nortonii
ユーカリ・ノートニは白みのある青緑葉をもつ、中型のユーカリです。
幼い葉は赤みのある白い葉で、青みのある色合いへと変化します。
寒くなるときの、白みを帯びた紅葉は、独特の色合いです。
オーストラリア南東部に生育しており、樹高は約10~15mになります。
ユーカリ・オルビフォリア

学名:Eucalyptus orbifolia
ユーカリ・オルビフォリアは青みのある葉を持つ、小~中型のユーカリです。
「オルビフォリア」は、ラテン語の「丸い葉」に由来します。
ハートリーフユーカリは、この種類を指すこともあれば、別の種類のこともあります。
西オーストラリア南西部の内陸部に生育しており、樹高は約3~8mになります。
ユーカリ・プレウロカルパ 別名:テトラゴナ

学名:Eucalyptus pleurocarpa
ユーカリ・プレウロカルパは白銀色を帯びた厚みのある葉、純白を感じさせる色合いの実や葉枝をもつユーカリです。
園芸用のユーカリとして、日本でもとても人気があります。
生花やドライ素材としても、花束やインテリア品として利用されています。
西オーストラリア南部に生育しており、樹高は約2~5mになります。
ユーカリ・ポリブラクテア 別名:ブルーリーフ・マリー

学名:Eucalyptus polybractea
ユーカリ・ポリブラクテアはエッセンシャルオイルで有名な、シャープな爽快感がある香りがあるユーカリです。
エッセンシャルオイルとしてアロマ用や薬用、抗菌や消臭用などに広く利用されています。
細長い青緑色の葉をもつことも特徴的です。
オーストラリア南東部に生育しており、樹高は約5~8mになります。
ユーカリ・プレイシアナ 別名:ベルフルーツ・マリー

学名:Eucalyptus preissiana
ユーカリ・プレイシアナは黄色の花を咲かせ、卵型の青緑色の葉をもつ小型のユーカリです。
蕾(キャップ)は赤みがありますが、中からは見事な黄色の花が花開きます。
カラフルな色合いであり、オーストラリアでは園芸用や庭木用として植えられています。
西オーストラリア南部に生育しており、樹高は約2~5mになります。
ユーカリ・プルケラ 別名:ホワイト・ペパーミント

学名:Eucalyptus pulchella
syn:Eucalyptus linearis
ユーカリ・プルケラはヤナギのような細長い葉をもち、枝垂れるユーカリです。
「ホワイトペパーミント」とも呼ばれ、白褐色の木肌と、ペパーミント系の香りをもちます。
「プルケラ」はラテン語の「美しい」を意味し、樹冠を示すと考えられます。
オーストラリアのタスマニア島に生育しており、樹高は約10~20mになります。
ユーカリ・ラディアータ 別名:ユーカリ・ペパーミント

学名:Eucalyptus radiata ssp. radiata
syn:Eucalyptus radiata
ユーカリ・ラディアータはエッセンシャルオイルや香水として有名なユーカリです。
ペパーミントに似た、爽やかでマイルドな香りをもちます。
明るい青緑色の細長い葉をもち、涼し気な様子を感じさせる外見です。
オーストラリア南東部に生育しており、樹高は約10~50mになります。
ユーカリ・ルビダ 別名:キャンドル・バーク

学名:Eucalyptus rubida
ユーカリ・ルビダは丸身のある卵型の葉と、赤みの帯びた枝や樹皮を持つ、中~大型のユーカリです。
キャンドル・バーグ(蝋燭の樹皮)と呼ばれ、樹皮(剥がれ具合)を表した名前と考えられます。
オーストラリア南東部やタスマニア島に生育しており、樹高は約10~40mになります。
ユーカリ・サリグナ 別名:シドニー・ブルーガム

学名:Eucalyptus saligna
ユーカリ・サリグナはスリムな卵型の葉を持ち、整った樹形になるユーカリです。
夏の終わりにかけて紅葉し、赤みのある美しい色合いになるのも魅力的です。
真っ直ぐに成長し、葉枝が放射状に伸びるので、整った樹形になります。
オーストラリア東部に生育しており、樹高は約30~50mになります。
ユーカリ・シデロキシロン 別名:レッド・アイアンバーグ

学名:Eucalyptus sideroxylon
ユーカリ・シデロキシロンは青みを帯びた細長い葉をもつユーカリです。
「レッド・アイアンバーク(赤い鉄の樹皮)」とも呼ばれ、樹皮の様子を表しています。
蜂蜜用の花として利用されるほか、エッセンシャルオイルとしても利用されています。
オーストラリア南東部に生育しており、樹高は約20~30mになります。
ユーカリ・ステラータ 別名:ブラックサリー

学名:Eucalyptus stellulata
ユーカリ・ステラータは花の蕾の様子が「小さな星」にも見える、小~中型のユーカリです。
種小名の「ステラータ」は、ラテン語の「小さな星」を意味し、花の蕾の集まりを示します。
生育地では、川沿いや沼地の近くの肥沃な土壌で見られます。
オーストラリア南東部に生育しており、樹高は約10~15mになります。
ユーカリ・テヌイラミス 別名:シルバー・ペパーミント

学名:Eucalyptus tenuiramis
ユーカリ・テヌイラミスは白みのある緑色の葉をもつユーカリです。
「シルバー・ペッパーミント」とも呼ばれ、ミペパーント系の香りをもちます。
種小名の「テヌイラミス」はラテン語の「細い枝」に由来します。
オーストラリアのタスマニア島に生育しており、樹高は約15~25mになります。
ユーカリ・トルカータ 別名:コーラルガム

学名:Eucalyptus torquata
ユーカリ・トルカータは美しい赤色またはピンク色の沢山の花を咲かせる、小型のユーカリです。
花や蕾の見た目から「コーラルガム(珊瑚のユーカリ)」という美しい別名でも呼ばれます。
美しい外観から、観賞用として庭の木や街路樹として使用されています。
西オーストラリア南西部に生育しており、樹高は約4~10mになります。
ユーカリ・ユーティリス

学名:Eucalyptus utilis
ユーカリ・ユーティリスはクリーム色の花を咲かせ、青みのある細身の卵形の葉を持つユーカリです。
「ユーティリス」はラテン語の「役に立つ」を意味します。
干ばつにも耐え、半耐塩性があり、痩せた砂質土壌でも成長します。
西オーストラリア南西部に生育しており、樹高は約5~15mになります。
ユーカリ・ビミナリス 別名:リボンガム

学名:Eucalyptus viminalis
ユーカリ・ビミナリスは「甘い樹液」で有名なユーカリであり、爽やかでやや甘い香りがあります。
糖分を含む樹液をもつことから「マナ・ガム」や「シュガー・ガム」とも呼ばれます。
青みを帯びた十字対生の葉も特徴的です。
オーストラリア南東部やタスマニア島に生育しており、樹高は約20~40mになります。