ユーカリ・モーレイ・ナナ – 取り扱い植物の説明と育て方 – 小さなヤナギの姿

学名:Eucalyptus moorei nana

ユーカリ・モーレイ・ナナ

ユーカリ・モーレイ・ナナとは

ユーカリ・モーレイ・ナナは光沢のある明るい緑色の長葉をもつ小型のユーカリです。
葉の細みについては、個体差があるようです。
大きくならないため、オーストラリアでは庭園の木としても利用されています。
小型ということで、通常のユーカリに比べると、成長はゆっくりです。
「ナナ」はラテン語で「小人」を意味し、小~中型に成長する「ユーカリ・モーレイ」の矮小種になります。
種小名の「モーレイ」は、19世紀のオーストラリアの植物学者である「チャールズ・ムーア」を称して名付けられました。

生育地:オーストラリア南東部の山地の森林などに生育

樹高:2~5m程度

育て方

ユーカリ・モーレイ・ナナ

ある程度の耐暑性はありますが、暑い時期の直射日光は避け、猛暑日は涼しい環境で管理ください。
寒い時期は、おおよそ-10度以上で育ててください。

水はけのよい土で育ててください。
水やりは、土の上部が乾いたら水を与えます。
ただし、土の湿り過ぎは根腐れを引き起こすため、水の与え過ぎには注意してください。

特に若木のときは、長雨の間や後に、土の湿り過ぎや多湿により、弱ったり、萎れる可能性があります。
長雨の時期は、雨が当たらず、ジメジメしない場所に移動ください。
成長すれば、水の吸収も早くなり、ある程度の耐性が付くようになります。

なるべく風通しの良い場所で管理してください。

冬を含め、年中、日当たりの良い明るい環境で育てることが望ましいです。

※耐寒性等の耐性は、育成する地域の気候や環境変化にもよるため、様子を見ながら管理ください。

ユーカリ・モーレイ・ナナ
ユーカリ・モーレイ・ナナ
種子販売について


<注記>
・本情報は、当店の経験や、生息地の環境、調査情報をもとに掲載をしておりますが、全てが正解ではない場合もあります。
 耐寒性などの耐性は、成長度合いのほか、育成する地域の気候や環境変化(暑さや寒さの期間・湿度変化・寒暖差など)によって異なるケースがありますことをご了承ください。
 もしもお気づきの点がありましたらご連絡ください。
・植物全てに関することになりますが、地植えなどの野外で育成するときには注意が必要です。
 植物によっては、別の土地へ自生して侵略種になり得ますので、管理できる状態を維持してください。

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