学名:Eucalyptus viminalis
英名:Ribbon gum, Manna gum

ユーカリ・ビミナリスとは
ユーカリ・ビミナリスは「甘い樹液」が有名なユーカリであり、葉枝からは、爽やかでやや甘い香りがあります。
青みを帯びた十字対生の葉も特徴的です。
「マナ・ガム」や「シュガー・ガム」とも呼ばれ、枝から染み出す樹液は糖分が多く含まれて甘いことを示しています。
葉枝の香りも、爽やかでやや甘い香りであり、エッセンシャルオイルとしても利用されています。
かつては先住民族も食用にし、オーストラリアの様々な動物に好まれています。
コアラが食べるユーカリの一種類としても知られているほか、日本では、インコの食用としても有名のようです。
「リボン・ガム(リボン・ユーカリ)」とも呼ばれ、樹皮がリボン状に剥がれる様子を意味すると考えられます。
種小名の「ビミナリス」は「枝編み細工のリボン(細く裂けたもの)」を意味し、樹皮の様子を表していると考えられています。
(「長くて柔軟な小枝」という意味もあり、ヤナギの葉の様子と似ているという説もあるようです。)
葉系は、大きく成長すると多くのユーカリ同様に、長葉や卵型の葉になります。
一般的には、成長しても、低い範囲から伸びる葉枝は、元の形であることもあります。
そのため、元の葉を保つに、定期的に背の高い範囲を剪定し、低い位置から葉を伸ばす方法が考えられます。
生育地:オーストラリア南東部やタスマニア島の森林に生育
樹高:20~40m程度
育て方

耐暑性があります。(近年の連日の猛暑等には注意)
寒い時期は、おおよそ-10度以上で育ててください。
水はけのよい土で育ててください。
水やりは、土の上部が乾いたら水を与えます。
ただし、土の湿り過ぎは根腐れを引き起こすため、水の与え過ぎには注意してください。
なるべく風通しの良い場所で管理してください。
冬を含め、年中、日当たりの良い明るい環境で育てることが望ましいです。
※耐寒性等の耐性は、育成する地域の気候や環境変化にもよるため、様子を見ながら管理ください。


【種子の在庫】:在庫あり
<注記>
・本情報は、当店の経験や、生息地の環境、調査情報をもとに掲載をしておりますが、全てが正解ではない場合もあります。
耐寒性などの耐性は、成長度合いのほか、育成する地域の気候や環境変化(暑さや寒さの期間・湿度変化・寒暖差など)によって異なるケースがありますことをご了承ください。
もしもお気づきの点がありましたらご連絡ください。
・植物全てに関することになりますが、地植えなどの野外で育成するときには注意が必要です。
植物によっては、別の土地へ自生して侵略種になり得ますので、管理できる状態を維持してください。
育つ様子や育成例の記事
ユーカリ・ビミナリスの育成の様子を紹介
上記の記事ではユーカリ・ビミナリスの育つ様子や育成例、個性や魅力を紹介しています。