ユーカリ・グラウケスケンス (ティングリング・ガム) – 取り扱い植物の説明と育て方 – 白みのある青緑色の丸葉と、多彩な色の樹皮

学名:Eucalyptus glaucescens
英名:Tingiringi gum

ユーカリ・グラウケスケンス

ユーカリ・グラウケスケンスとは

ユーカリ・グラウケスケンスは白みのある青緑色の丸葉をもつ中型のユーカリです。
種小名の「グラウケスケンス」はラテン語で「青灰色や青緑」を意味し、葉の色合いを示しています。
比較的、香りもあり、爽やかでいて、やや甘みを感じさせる香りがあります。
木肌は滑らかな白褐色やネイビーグリーン、黄緑色などの独特な色合いをもちます。
魅力的な葉枝をもち、耐寒性があることから、英国やヨーロッパなどでも栽培されています。

葉系は、大きく成長すると多くのユーカリ同様に、長葉や卵型の葉になります。
一般的には、成長しても、低い範囲から伸びる葉枝は、元の形であることもあります。
そのため、元の葉を保つに、定期的に背の高い範囲を剪定し、低い位置から葉を伸ばす方法が考えられます。

生育地:オーストラリア南東部の高地や台地に生育

樹高:10~30m程度

育て方

ユーカリ・グラウケスケンス

ある程度の耐暑性はありますが、暑い時期の直射日光は避け、猛暑日は涼しい環境で管理ください。
寒い時期は、おおよそ-15度以上で育ててください。

水はけのよい土で育ててください。
水やりは、土の上部が乾いたら水を与えます。
ただし、土の湿り過ぎは根腐れを引き起こすため、水の与え過ぎには注意してください。

特に若木のときは、長雨の間や後に、土の湿り過ぎや多湿により、弱ったり、萎れる可能性があります。
長雨の時期は、雨が当たらず、ジメジメしない場所に移動ください。
成長すれば、水の吸収も早くなり、ある程度の耐性が付くようになります。

なるべく風通しの良い場所で管理してください。

冬を含め、年中、日当たりの良い明るい環境で育てることが望ましいです。

※耐寒性等の耐性は、育成する地域の気候や環境変化にもよるため、様子を見ながら管理ください。

種子販売について


<注記>
・本情報は、当店の経験や、生息地の環境、調査情報をもとに掲載をしておりますが、全てが正解ではない場合もあります。
 耐寒性などの耐性は、成長度合いのほか、育成する地域の気候や環境変化(暑さや寒さの期間・湿度変化・寒暖差など)によって異なるケースがありますことをご了承ください。
 もしもお気づきの点がありましたらご連絡ください。
・植物全てに関することになりますが、地植えなどの野外で育成するときには注意が必要です。
 植物によっては、別の土地へ自生して侵略種になり得ますので、管理できる状態を維持してください。

育つ様子や育成例の記事

ユーカリ・グラウケスケンスの育成の様子を紹介

上記の記事ではユーカリ・グラウケスケンスの育つ様子や育成例、個性や魅力を紹介しています。

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