ユーカリ・プレイシアナ (ベルフルーツ・マリー) – 取り扱い植物の説明と育て方 – 赤い帽子と黄色い花

学名:Eucalyptus preissiana
英名:Bell-fruited mallee

ユーカリ・プレイシアナ

ユーカリ・プレイシアナとは

ユーカリ・プレイシアナは黄色の花を咲かせ、卵型の青緑色の葉をもつ小型のユーカリです。
蕾(キャップ)は赤みがありますが、中からは黄色の花が花開きます。
カラフルな花に加え、厚みのある青緑色の葉も特徴的であり、オーストラリアでは園芸用や庭木用として植えられています。
種子名の「プレイシアナ」は、19世紀のドイツ生まれのイギリスの植物学者「ルートヴィヒ・プライス 」を称して名付けられました。
準絶滅危惧に指定されています。

生育地:西オーストラリア南部の沿岸地域の森林や低木帯などの石灰岩や紅土の土壌に生育

樹高:2~5m程度

育て方

ユーカリ・プレイシアナ

耐暑性があります。(近年の連日の猛暑等には注意)
寒い時期は、強い寒波に当てず、おおよそ-5度以上で育ててください。

水はけのよい土で育て、過度に水持ちする土は避けてください。
水やりは、土をやや乾燥気味にし、土の上~中部が乾いたら水を与えます。
土の湿り過ぎは生育を遅らせたり、弱らせることがありますので、注意してください。 
特に若木のときは、大雨や長雨には当てないように管理します。

夏などの高温多湿は好まないため、空気が滞留する場所は避け、多湿にならないよう風通しの良い場所で管理ください。
梅雨などの連日の雨には特に注意してください。

冬を含め、年中、日当たりの良い明るい環境で育てることが望ましいです。

※耐寒性等の耐性は、育成する地域の気候や環境変化にもよるため、様子を見ながら管理ください。

ユーカリ・プレイシアナ


<注記>
・本情報は、当店の経験や、生息地の環境、調査情報をもとに掲載をしておりますが、全てが正解ではない場合もあります。
 耐寒性などの耐性は、成長度合いのほか、育成する地域の気候や環境変化(暑さや寒さの期間・湿度変化・寒暖差など)によって異なるケースがありますことをご了承ください。
 もしもお気づきの点がありましたらご連絡ください。
・植物全てに関することになりますが、地植えなどの野外で育成するときには注意が必要です。
 植物によっては、別の土地へ自生して侵略種になり得ますので、管理できる状態を維持してください。

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