ユーカリ・ガモフィラ – 取り扱い植物の説明と育て方 – 和合のツキヌキの葉

学名：Eucalyptus gamophylla
英名：Blue-leaved mallee

ユーカリ・ガモフィラとは

ユーカリ・ガモフィラは葉を茎が突き抜いているようなツキヌキ状の葉をもつ、小型のユーカリです。
種小名の「ガモフィラ」はギリシャ語で「ガモ（結婚･和合）」と「フィラ（葉）」を意味し、向かい合った葉がつながっている様子を示しています。
「ブルーリーフ･マリー」ともよばれ、葉は銀色を帯びた青緑色であり、美しい色合いです。
（ユーカリは個体差があるほか、育成環境によって、ツキヌキ状にならない場合もあります。）

生育地：オーストラリア西部や中央部の砂原や砂丘などの乾燥地帯に生育

樹高：1.5～7m程度

育て方

耐暑性があります。
寒い時期は、おおよそ-10度以上で育ててください。

土は乾燥気味にし、土の上～中部が乾いた水を与えます。
春から秋の成長期には、水を早く吸うことがあるため、水を完全に切らさないように注意します。
冬などは、水を吸う速度は遅くなりますので、それを考慮して、水やりは最低限にします。
過度な土の湿りすぎは植物を弱らせるため、注意してください。
多湿と土の湿り過ぎに強くはなく、特に若木のときは、長雨の間または後に、萎れる可能性が高まります。
長雨の時期は、雨が当たらず、ジメジメしない場所に移動ください。
夏などの高温多湿は好まないため、空気が滞留する場所は避け、多湿にならないよう風通しの良い場所で管理ください。
梅雨などの連日の雨には特に注意してください。
冬を含め、年中、日当たりの良い明るい環境で育てることが望ましいです。

※耐寒性等の耐性は、育成する地域の気候や環境変化にもよるため、様子を見ながら管理ください。

＜注記＞
・本情報は、当店の経験や、生息地の環境、調査情報をもとに掲載をしておりますが、全てが正解ではない場合もあります。
　耐寒性などの耐性は、成長度合いのほか、育成する地域の気候や環境変化（暑さや寒さの期間･湿度変化･寒暖差など）によって異なるケースがありますことをご了承ください。
　もしもお気づきの点がありましたらご連絡ください。
・植物全てに関することになりますが、地植えなどの野外で育成するときには注意が必要です。
　植物によっては、別の土地へ自生して侵略種になり得ますので、管理できる状態を維持してください。