ユーカリ・クロエジアナ (クイーンズランド・メスメート) – 取り扱い植物の説明と育て方 – 長細い槍状の葉

学名:Eucalyptus cloeziana
英名:Queensland messmate

ユーカリ・クロエジアナ

ユーカリ・クロエジアナとは

ユーカリ・クロエジアナは長く細長い葉と、白灰色の樹皮をもつ大型のユーカリです。
幼い苗のときは、葉は丸く楕円ですが、成長に従って葉枠がややギザギザになり、やがて長細い葉に変化していきます。
黄緑色の丸い蕾から白い花を咲かせます。
木材はブラウン色であり、桟橋や家具などに利用されることがあります。
種小名の「クロエジアナ」は、19世紀にユーカリの成分を「シネオール」と特定したフランスの化学者「フランソワ・スタニスラス・クロエズ」を称して名付けられました。

生育地:オーストラリア北東部の森林や林地に生育

樹高:10~30m程度

育て方

ユーカリ・クロエジアナ

耐暑性があります。
寒い時期は、強い寒波に当てず、おおよそ-5度以上で育ててください。

様々な土壌で育てられますが、水はけのよい土で育てることが望ましいです。
水やりは、水を切らさないように、土の上部が乾いたら水を与えます。
土の湿り過ぎは根腐れを引き起こすため、水の与え過ぎには注意してください。
なるべく風通しの良い場所で管理してください。
冬を含め、年中、日当たりの良い明るい環境で育てることが望ましいです。

※耐寒性等の耐性は、育成する地域の気候や環境変化にもよるため、様子を見ながら管理ください。

ユーカリ・クロエジアナ


<注記>
・本情報は、当店の経験や、生息地の環境、調査情報をもとに掲載をしておりますが、全てが正解ではない場合もあります。
 耐寒性などの耐性は、成長度合いのほか、育成する地域の気候や環境変化(暑さや寒さの期間・湿度変化・寒暖差など)によって異なるケースがありますことをご了承ください。
 もしもお気づきの点がありましたらご連絡ください。
・植物全てに関することになりますが、地植えなどの野外で育成するときには注意が必要です。
 植物によっては、別の土地へ自生して侵略種になり得ますので、管理できる状態を維持してください。

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