ユーカリ・フォレスチアーナ(フクシア・マリー) – 振り子のような花 – 取り扱い植物の説明と育て方

学名:Eucalyptus forrestiana
英名:Fuchsia mallee

ユーカリ・フォレスチアーナ

ユーカリ・フォレスチアーナとは

ユーカリ・フォレスチアーナは赤と黄色の枝垂れ花を咲かせる小型のユーカリです。
可愛らしい、振り子のような実と花をもち、小型のユーカリであることから、オーストラリアでは庭園の木や街路樹として植樹されています。
生育地では、塩湖周辺の砂地の平原で生育していますが、絶滅危惧種に指定されており、数は減少しています。
種小名の「フォレスチアーナ」は、19世紀~20世紀の探検家であり西オーストラリア州の初代首相である「ジョン・フォレスト」を称して名付けられました。

原産地:オーストラリア西部のエスペランス以北に生育

樹高:2~6m程度

育て方

ユーカリ・フォレスチアーナ

暑さには強いですが、寒い時期はなるべく-5度以上で管理ください。
冬の強い寒波には当てないように注意してください。

水はけのよい土で育て、なるべく粘土質の土は避けてください。
水やりは、水を切らさないように土の上部が乾いたら水を上げます。
土の湿りすぎは根腐れを引き起こすため、水のやりすぎには注意してください。
また、夏は乾燥して暑く、冬は雨が多い環境で生育している植物です。
春から秋の湿度が高い時期には、湿度が高くない環境(風通しの良い場所など)で管理してください。
連日の雨などの高い湿度になる日には特に注意してください。
冬を含め、日当たりの良い場所で育てることが望ましいです。
土壌には石灰類を少し混ぜるなどして、わずかにアルカリ性に保つとより良いです。

※耐寒性等の耐性は、育成する地域の気候や環境変化にもよるため、様子を見ながら管理ください。

ユーカリ・フォレスチアーナ

【幼い苗のときや鉢が小さいときの注意点(植物全般)】
夏には強い直射日光や高温の場所を避け、冬には霜や寒風を避けてください。
急な温度・湿度変化にも注意してください。
特に初春等の急激な寒暖差があるときは、寒暖差の影響が少ない環境で育てることを推奨します。

植物の在庫状況

当店では植物の鉢物や種子を販売しております。



<注記>
・本情報は、当店の経験や、生息地の環境、調査情報をもとに掲載をしておりますが、全てが正解ではない場合もあります。
 耐寒性などの耐性は、成長度合いのほか、育成する地域の気候や環境変化(暑さや寒さの期間・湿度変化・寒暖差など)によって異なるケースがありますことをご了承ください。
 もしもお気づきの点がありましたらご連絡ください。
・植物全てに関することになりますが、地植えなどの野外で育成するときには注意が必要です。
 植物によっては、別の土地へ自生して侵略種になり得ますので、管理できる状態を維持してください。

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