ユーカリ・テレチコルニス (フォレスト・レッドガム) – 取り扱い植物の説明と育て方 – 丸みのある角

学名:Eucalyptus tereticornis
英名:Forest red gum

ユーカリ・テレチコルニス

ユーカリ・テレチコルニスとは

ユーカリ・テレチコルニスは反りのある長場細い葉を持つ、大型のユーカリです。
木材は赤みがあり、硬くて耐久性があることから、建築用やインフラ建設などで用いられます。
精油としても用いられ、熱帯の蚊に対する天然忌避剤になるという研究もあります。
オーストラリアでは寒い時期の訪れの時期に花が咲くので、先住民族のダラワル族では、寒くて日の短い時期(Tugarah Tuli)の中で、「次の季節に行う儀式のために蜜を集める時期」を示す花木として捉えられていました。
種小名の「テレチコルニス」は、ラテン語の「丸みのある角」に由来し、蕾のキャップの様子を示します。

生育地:オーストラリア東部やパプアニューギニア南部の森林に生育

樹高:30~50m程度

育て方

ユーカリ・テレチコルニス

耐暑性があります。
寒い時期は、強い寒波に当てず、おおよそ-5度以上で育ててください。

様々な土壌で育てられますが、水はけのよい土で育てることが望ましいです。
水やりは、水を切らさないように、土の上部が乾いたら水を与えます。
土の湿り過ぎは根腐れを引き起こすため、水の与え過ぎには注意してください。
なるべく風通しの良い場所で管理してください。
冬を含め、年中、日当たりの良い明るい環境で育てることが望ましいです。

※耐寒性等の耐性は、育成する地域の気候や環境変化にもよるため、様子を見ながら管理ください。



<注記>
・本情報は、当店の経験や、生息地の環境、調査情報をもとに掲載をしておりますが、全てが正解ではない場合もあります。
 耐寒性などの耐性は、成長度合いのほか、育成する地域の気候や環境変化(暑さや寒さの期間・湿度変化・寒暖差など)によって異なるケースがありますことをご了承ください。
 もしもお気づきの点がありましたらご連絡ください。
・植物全てに関することになりますが、地植えなどの野外で育成するときには注意が必要です。
 植物によっては、別の土地へ自生して侵略種になり得ますので、管理できる状態を維持してください。

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