ユーカリ・カマルドレンシス(リバーレッドガム) – 紅葉、丈夫で育てやすい – 取り扱い植物の説明と育て方

学名:Eucalyptus camaldulensis
英名:River red gum

ユーカリ・カマルドレンシス

ユーカリ・カマルドレンシスとは

ユーカリ・カマルドレンシスは白色の花を咲かせ、赤い枝から槍状の長い葉が伸びる、中~大型のユーカリです。
樹皮は、赤褐色・白灰色の鮮やかな色になります。
葉は鮮やかな緑色ですが、寒い時期になると、赤色の美しい色合いに紅葉します。
育つ速度は速く、ある程度の耐寒性と耐塩性をもつ、丈夫な植物です。
生育地では、川の近くの粘土質の土壌で生育しており、洪水に見舞われる場所でも見られます。
「レッドガム」と呼ばれるように、木材は色鮮やかな赤い色になり、デッキや床にも使われています。
葉枝はエッセンシャルオイルとして使われており、花ははちみつ用としても利用されています。
コアラが食べるユーカリの一種類としても知られています。
種小名の「カマルドレンシス」は、イタリアのナポリの近くに「リッチャルディ・カマルドリ伯爵」の「カマルドゥレンシス庭園」に植えられたことから名付けられました。

原産地:オーストラリア全土に生育

樹高:20~50m程度

育て方

ユーカリ・カマルドレンシス

暑さには強いですが、寒い時期はなるべく-5度以上で管理ください。
冬の強い寒波には当てないように注意してください。

様々な土壌で育ちますが、水はけのよい土で育てるのが望ましいです。
水やりは、水を切らさないように土の上部が乾いたら水を上げます。
土の湿りすぎは根腐れを引き起こすため、水のやりすぎには注意してください。

※耐寒性等の耐性は、育成する地域の気候や環境変化にもよるため、様子を見ながら管理ください。

成長が早く、鉢が小さいと根詰まりしやすいので注意してください。
寒冷地を除き、日本の多くの地域では、地植え可能で大きくなる木のため、地植えするときは、年に数回は適度な高さで葉枝を伐採するなど、成長しすぎないように管理が必要です。

ユーカリ・カマルドレンシス
ユーカリ・カマルドレンシス

【幼い苗のときや鉢が小さいときの注意点(植物全般)】
夏には強い直射日光や高温の場所を避け、冬には霜や寒風を避けてください。
急な温度・湿度変化にも注意してください。
特に初春等の急激な寒暖差があるときは、寒暖差の影響が少ない環境で育てることを推奨します。

参考画像

鮮やかな赤い木材

植物の在庫状況

当店では植物の鉢物や種子を販売しております。



<注記>
・本情報は、当店の経験や、生息地の環境、調査情報をもとに掲載をしておりますが、全てが正解ではない場合もあります。
 耐寒性などの耐性は、成長度合いのほか、育成する地域の気候や環境変化(暑さや寒さの期間・湿度変化・寒暖差など)によって異なるケースがありますことをご了承ください。
 もしもお気づきの点がありましたらご連絡ください。
・植物全てに関することになりますが、地植えなどの野外で育成するときには注意が必要です。
 植物によっては、別の土地へ自生して侵略種になり得ますので、管理できる状態を維持してください。

植物の紹介記事

ユーカリ・カマルドレンシス(リバーレッド)– 取り扱い生花の紹介 – ユーカリ農園より

当農園での生育状況の紹介や、生花としての魅力を掲載しています。

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