ユーカリ・レグナンス (マウンテン・アッシュ) – 取り扱い植物の説明と育て方 – 君臨するユーカリ、タスマニアオーク

学名:Eucalyptus regnans
英名:Mountain ash

ユーカリ・レグナンス

ユーカリ・レグナンスとは

ユーカリ・レグナンスは緑色の槍状の葉を持ち、ユーカリの中でも、もっとも樹高の高いユーカリです。
樹高は、針葉樹のセコイアに次ぐ樹高になり、ユーカリ・被子植物の中ではトップレベルの樹高です。
種小名の「レグナンス」は、ラテン語の「支配する」や「君臨する」に由来し、堂々とした高さの樹形を示すと考えられます。
木材として有名なトネリコに似ているため、マウンテン・アッシュ(トネリコ)とも呼ばれます。
タスマニアオークと呼ばれる木材の一種類であり、建築用や製紙などに広く利用されています。
原産地のオーストラリア以外にも、ニュージーランドやアフリカなどで栽培されています。

生育地:オーストラリア南東部やタスマニア島の冷涼な高地の森林に生育

樹高:70~110m程度

育て方

ある程度の耐暑性はありますが、暑い時期の直射日光には注意が必要です。
寒い時期は、強い寒波に当てず、おおよそ-5度以上で育ててください。

様々な土壌で育てられますが、水はけのよい土で育てることが望ましいです。
水やりは、水を切らさないように、土の上部が乾いたら水を与えます。
土の湿り過ぎは根腐れを引き起こすため、水の与え過ぎには注意してください。
なるべく風通しの良い場所で管理してください。
冬を含め、年中、日当たりの良い明るい環境で育てることが望ましいです。

※耐寒性等の耐性は、育成する地域の気候や環境変化にもよるため、様子を見ながら管理ください。



<注記>
・本情報は、当店の経験や、生息地の環境、調査情報をもとに掲載をしておりますが、全てが正解ではない場合もあります。
 耐寒性などの耐性は、成長度合いのほか、育成する地域の気候や環境変化(暑さや寒さの期間・湿度変化・寒暖差など)によって異なるケースがありますことをご了承ください。
 もしもお気づきの点がありましたらご連絡ください。
・植物全てに関することになりますが、地植えなどの野外で育成するときには注意が必要です。
 植物によっては、別の土地へ自生して侵略種になり得ますので、管理できる状態を維持してください。

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