学名:Eucalyptus globulus ssp. globulus
シノニム:Eucalyptus globulus
英名:Southern blue gum
ユーカリ・グロブルスとは
ユーカリ・グロブルスは香水やエッセンシャルオイルとして有名な、清涼感のある香りをもつユーカリです。
香料や薬用、お茶として使用されることや、ハチミツ用の花としても利用されています。
若い葉は白みがかった明るい青緑色の葉になり、爽やかな印象です。
卵型の葉が十字対生に付きます、大きくなると、全く様相の違う長葉へと変化していきます。
大きくなるユーカリであり、条件が良い環境では長生きして成長し、樹齢が数百年以上の標高80m以上になることがあります。
種小名の「グロブルス」はラテン語で「球形」の意味であり、果物の形を示しています。
比較的、成長が早くて丈夫であり、育てやすい種類です。
生育地:オーストラリア南東部やタスマニア島の森林に生育
樹高:20~50m程度
育て方
耐暑性があります。(近年の連日の猛暑等には注意)
寒い時期は、強い寒波に当てず、おおよそ-5度以上で育ててください。
水はけのよい土で育ててください。
水やりは、土の上部が乾いたら水を与えます。
ただし、土の湿り過ぎは根腐れを引き起こすため、水の与え過ぎには注意してください。
なるべく風通しの良い場所で管理してください。
冬を含め、年中、日当たりの良い明るい環境で育てることが望ましいです。
成長が早く、鉢が小さいと根詰まりしやすいので注意してください。
地植えで大きくなる木のため、地植えするときは、年に数回は適度な高さで葉枝を伐採するなど、成長しすぎないように管理が必要です。
※耐寒性等の耐性は、育成する地域の気候や環境変化にもよるため、様子を見ながら管理ください。
【種子の在庫状況】
在庫あり
<注記>
・本情報は、当店の経験や、生息地の環境、調査情報をもとに掲載をしておりますが、全てが正解ではない場合もあります。
耐寒性などの耐性は、成長度合いのほか、育成する地域の気候や環境変化(暑さや寒さの期間・湿度変化・寒暖差など)によって異なるケースがありますことをご了承ください。
もしもお気づきの点がありましたらご連絡ください。
・植物全てに関することになりますが、地植えなどの野外で育成するときには注意が必要です。
植物によっては、別の土地へ自生して侵略種になり得ますので、管理できる状態を維持してください。
育つ様子や育成例の記事
ユーカリ・グロブルスの育成の様子を紹介上記の記事ではユーカリ・グロブルスの育つ様子や育成例、個性や魅力を紹介しています。