ユーカリ・グロブルス・マイデニー (メイデンガム) – 取り扱い植物の説明と育て方 – エッセンシャルオイルで有名

学名:Eucalyptus globulus ssp. maidenii
英名:Maiden's gum

ユーカリ・グロブルス・マイデニー

ユーカリ・グロブルス・マイデニーとは

ユーカリ・グロブルス・マイデニーは香水やエッセンシャルオイルとして有名な、清涼感のある香りをもつユーカリです。
「ユーカリ・グロブルス」の亜種のユーカリであり、花芽が7つのセットで生じます。
若い葉は白みがかった明るい青緑色の葉になり、爽やかな印象です。
亜種名の「マイデニー」は、19世紀から20世紀のオーストラリアの植物学者の「ジョセフ・メイデン」に由来し、彼はユーカリ研究に大きく貢献しました。
そのため「メイデン・ガム」とも呼ばれますが、「メイデン」は英語の「乙女」と同じ単語であり、翻訳すると「乙女のユーカリ」と訳され、趣のある印象になります。

生育地:オーストラリア南東部の沿岸地域の山地に生育

樹高:20~50m程度

育て方

ある程度の耐暑性はありますが、暑い時期の直射日光には注意が必要です。
寒い時期は、強い寒波に当てず、おおよそ-5度以上で育ててください。

様々な土壌で育てられますが、水はけのよい土で育てることが望ましいです。
水やりは、水を切らさないように、土の上部が乾いたら水を与えます。
土の湿り過ぎは根腐れを引き起こすため、水の与え過ぎには注意してください。
なるべく風通しの良い場所で管理してください。
冬を含め、年中、日当たりの良い明るい環境で育てることが望ましいです。

※耐寒性等の耐性は、育成する地域の気候や環境変化にもよるため、様子を見ながら管理ください。



<注記>
・本情報は、当店の経験や、生息地の環境、調査情報をもとに掲載をしておりますが、全てが正解ではない場合もあります。
 耐寒性などの耐性は、成長度合いのほか、育成する地域の気候や環境変化(暑さや寒さの期間・湿度変化・寒暖差など)によって異なるケースがありますことをご了承ください。
 もしもお気づきの点がありましたらご連絡ください。
・植物全てに関することになりますが、地植えなどの野外で育成するときには注意が必要です。
 植物によっては、別の土地へ自生して侵略種になり得ますので、管理できる状態を維持してください。

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