ビルマネム(アルビジア・レベック) – 古代インド王が身に着けた花 – 取り扱い植物の説明と育て方

学名:Albizia lebbeck
英名:Frywood, Shak Shak

ビルマネム

ビルマネムとは

ビルマネムはネムノキの仲間であり、黄色い花を咲かせ、羽状の大きめの葉をもつ花木です。
古代インドのタミル·ナードゥでは、「ヴァーガイ (勝利)」と呼ばれ、王が戦いに勝つたびにこの花輪を身に付けたとされています。
鞘の中で種子が発する音から「シャクシャクの木」として呼ばれたり、女性のおしゃべりを表して「女性の舌の木」とも呼ばれました。
東南アジアでは、葉や花、種子などが民族医療として利用したり、木材や染色用としても利用されています。

原産地:南アジアや東南アジアに生育

樹高:10~30m程度

育て方

ビルマネム

暑さには強いですが、寒さには弱く、なるべく5度以上の環境で管理ください。
冬は寒波に当てず、霜がかからない環境で育ててください。

様々な土壌で育ちますが、水はけのよい土で育てるのが望ましいです。
水やりは、水を切らさないように土の上部が乾いたら水を上げます。
土の湿りすぎは根腐れを引き起こすため、水のやりすぎには注意してください。

※耐寒性等の耐性は、育成する地域の気候や環境変化にもよるため、様子を見ながら管理ください。

【幼い苗のときや鉢が小さいときの注意点(植物全般)】
夏には強い直射日光や高温の場所を避け、冬には霜や寒風を避けてください。
急な温度・湿度変化にも注意してください。
特に初春等の急激な寒暖差があるときは、寒暖差の影響が少ない環境で育てることを推奨します。

植物の在庫状況

当店では植物の鉢物や種子を販売しております。



<注記>
・本情報は、当店の経験や、生息地の環境、調査情報をもとに掲載をしておりますが、全てが正解ではない場合もあります。
 耐寒性などの耐性は、成長度合いのほか、育成する地域の気候や環境変化(暑さや寒さの期間・湿度変化・寒暖差など)によって異なるケースがありますことをご了承ください。
 もしもお気づきの点がありましたらご連絡ください。
・植物全てに関することになりますが、地植えなどの野外で育成するときには注意が必要です。
 植物によっては、別の土地へ自生して侵略種になり得ますので、管理できる状態を維持してください。

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