南蛮皀莢(ナンバンサイカチ)(ゴールデンシャワー) – 香りのある黄色の花を咲かせる熱帯の花木 – 取り扱い植物の説明と育て方

学名:Cassia fistula
英名:Golden shower tree

南蛮皀莢(ナンバンサイカチ)

南蛮皀莢(ナンバンサイカチ)とは

南蛮皀莢(ナンバンサイカチ)は香りのある黄色の花を咲かせる熱帯の花木です。
ハワイや台湾などの温かい地域では庭園の木や街路樹として植えられています。
南アジアや東南アジアの生活や信仰と関わりがある花です。
食用や伝統医療に用いられるほか、硬い木材は様々な用途で使用されました。
タイの国花でもあり、「ラチャプルック (国王の木)」として知られています。
ラオスでは花が家庭に幸福と幸運をもたらすとして、新年に花を吊るすことがあります。
沖縄にも渡来し、夏の訪れを告げる花として知られているそうです。

原産地:インド亜大陸や東南アジアに生育

樹高:10~20m程度

育て方

南蛮皀莢(ナンバンサイカチ)

暑さには強いですが、寒さには若干弱いため、なるべく0度以上で管理ください。
冬は寒波に当てず、霜がかからない環境で育ててください。

様々な土壌で育ちますが、水はけのよい土で育てるのが望ましいです。
水やりは、水を切らさないように土の上部が乾いたら水を上げます。
土の湿りすぎは根腐れを引き起こすため、水のやりすぎには注意してください。

※耐寒性等の耐性は、育成する地域の気候や環境変化にもよるため、様子を見ながら管理ください。

南蛮皀莢(ナンバンサイカチ)

【幼い苗のときや鉢が小さいときの注意点(植物全般)】
夏には強い直射日光や高温の場所を避け、冬には霜や寒風を避けてください。
急な温度・湿度変化にも注意してください。
特に初春等の急激な寒暖差があるときは、寒暖差の影響が少ない環境で育てることを推奨します。

植物の在庫状況

当店では植物の鉢物や種子を販売しております。



<注記>
・本情報は、当店の経験や、生息地の環境、調査情報をもとに掲載をしておりますが、全てが正解ではない場合もあります。
 耐寒性などの耐性は、成長度合いのほか、育成する地域の気候や環境変化(暑さや寒さの期間・湿度変化・寒暖差など)によって異なるケースがありますことをご了承ください。
 もしもお気づきの点がありましたらご連絡ください。
・植物全てに関することになりますが、地植えなどの野外で育成するときには注意が必要です。
 植物によっては、別の土地へ自生して侵略種になり得ますので、管理できる状態を維持してください。

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