グレビレア・ベイリアナ(ホワイトオーク) – オージープランツ、花木 – 取り扱い植物の説明と育て方

学名:Grevillea baileyana
英名:White oak

グレビレア・ベイリアナ

グレビレア・ベイリアナとは

グレビレア・ベイリアナはボリュームのある白い花を咲かせ、緑色と金色の裏表でコントラストのある葉をもつオージープランツの花木です。
葉は裏表で色が異なり、表面は緑色、裏面は金色を帯びた色合いになります。
香りのよい白い花や、コントラストのある美しい葉をもつことから、園芸用や花束の素材として利用されています。
生育地では、熱帯雨林や湿地などの湿った土壌で生育しています。

原産地:オーストラリア北東部やパプアニューギニア南部に生育

樹高:10~30m程度

育て方

グレビレア・ベイリアナ

暑さには強いですが、寒い時期はなるべく-5度以上で管理ください。
冬の強い寒波には当てないように注意してください。

様々な土壌で育ちますが、水はけのよい土で育てるのが望ましいです。
水やりは、水を切らさないように土の上部が乾いたら水を上げます。
やや弱酸性の土を好むため、アルカリ性が強い土(石灰分を多く含む土)は避けてください。
弱酸性の腐葉土や鹿沼土を少し混ぜるなどして、弱酸性に保つとより良いです。
土の湿りすぎは根腐れを引き起こすため、水のやりすぎには注意してください。
多湿は苦手のため、湿度が高い時期には、湿度が高くない環境(風通しの良い場所など)で管理してください。
連日の雨などの高い湿度になる日には特に注意が必要です。

※耐寒性等の耐性は、育成する地域の気候や環境変化にもよるため、様子を見ながら管理ください。

グレビレアはクラスター根(プロテオイド根)と呼ばれる特殊な根をもち、効率的にリン酸を吸収することができます。
そのため、土中にリン酸が多いと肥料過多になるため、リン酸が豊富な培養土や肥料は使用しないようにしてください。
また、多くの肥料は好まないので、肥料は控えめに与えてください。

【幼い苗のときや鉢が小さいときの注意点(植物全般)】
夏には強い直射日光や高温の場所を避け、冬には霜や寒風を避けてください。
急な温度・湿度変化にも注意してください。
特に初春等の急激な寒暖差があるときは、寒暖差の影響が少ない環境で育てることを推奨します。

植物の在庫状況

当店では植物の鉢物や種子を販売しております。



<注記>
・本情報は、当店の経験や、生息地の環境、調査情報をもとに掲載をしておりますが、全てが正解ではない場合もあります。
 耐寒性などの耐性は、成長度合いのほか、育成する地域の気候や環境変化(暑さや寒さの期間・湿度変化・寒暖差など)によって異なるケースがありますことをご了承ください。
 もしもお気づきの点がありましたらご連絡ください。
・植物全てに関することになりますが、地植えなどの野外で育成するときには注意が必要です。
 植物によっては、別の土地へ自生して侵略種になり得ますので、管理できる状態を維持してください。

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