レインボー・ユーカリ(ユーカリ・デグルプタ) – レインボーカラーの樹皮 – 取り扱い植物の説明と育て方

学名:Eucalyptus deglupta
英名:Rainbow gum

レインボー・ユーカリ

レインボー・ユーカリとは

レインボー・ユーカリはレインボーカラーのような多彩な色の樹皮を持つ、大型のユーカリです。
樹皮が剥がれると、ネオングリーンの木肌が現れ、時間が経つと、赤やオレンジ、ピンク、紫などの異なる色に変化していきます。
ユーカリとしては非常に珍しく、東南アジアの島国の熱帯雨林に生育していますが、絶滅の危惧のある危急種に指定されています。
成長速度は速く、育てやすいユーカリです。
観賞用として、ハワイやテキサス、フロリダ等の公園の木や街路樹としても植樹されています。
成長速度が早いため、紙の生産用や木材用としても広く植えられています。
種小名の「デグルプタ」はラテン 語の「皮をむいた」に由来します。

原産地:パプアニューギニアやフィリピン、インドネシアに生育

樹高:30~70m程度

育て方

レインボー・ユーカリ

暑さには強いですが、寒さには若干弱いため、なるべく0度以上で管理ください。
冬は寒波に当てず、霜がかからない環境で育ててください。

水はけのよい土で育て、なるべく粘土質の土は避けてください。
水やりは、土が乾燥しないように、土の上部が乾いたら水を与えます。
(※水の与えすぎは根腐れを招きますので、過度に与えすぎないようにしてください。)

※耐寒性等の耐性は、育成する地域の気候や環境変化にもよるため、様子を見ながら管理ください。

成長が早く、鉢が小さいと根詰まりしやすいので注意してください。
寒冷地を除き、日本の多くの地域では、地植え可能で大きくなる木のため、地植えするときは、年に数回は適度な高さで葉枝を伐採するなど、成長しすぎないように管理が必要です。

レインボー・ユーカリ

【幼い苗のときや鉢が小さいときの注意点(植物全般)】
夏には強い直射日光や高温の場所を避け、冬には霜や寒風を避けてください。
急な温度・湿度変化にも注意してください。
特に初春等の急激な寒暖差があるときは、寒暖差の影響が少ない環境で育てることを推奨します。

植物の在庫状況

当店では植物の鉢物や種子を販売しております。



<注記>
・本情報は、当店の経験や、生息地の環境、調査情報をもとに掲載をしておりますが、全てが正解ではない場合もあります。
 耐寒性などの耐性は、成長度合いのほか、育成する地域の気候や環境変化(暑さや寒さの期間・湿度変化・寒暖差など)によって異なるケースがありますことをご了承ください。
 もしもお気づきの点がありましたらご連絡ください。
・植物全てに関することになりますが、地植えなどの野外で育成するときには注意が必要です。
 植物によっては、別の土地へ自生して侵略種になり得ますので、管理できる状態を維持してください。

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