レモンリーフ (ゴールテリア シャロン) – 取り扱い植物の説明と育て方 – レモン形の葉

学名:Gaultheria shallon
英名:Salal

レモンリーフ

レモンリーフとは

レモンリーフはレモン型の葉をもち、釣鐘型の小さな白い花を咲かせる花木です。
光沢があり、きめ細やかな葉は、ブーケやフラワーアレンジメント等に使われています。
かつてネイティブアメリカンは果実をドライフルーツやケーキにし、葉をお茶や薬用に利用しました。
果実は北アメリカのクマや鹿、リス、様々な鳥にも好まれています。
半耐塩性があり、日陰にも耐えます。

成長速度は比較的ゆっくりです。

生育地:カナダ南部やアメリカ北部の山地や平地、海岸の森林や湿地に生育

樹高:1~3m程度

育て方

レモンリーフ

ある程度の耐暑性はありますが、暑い時期の直射日光には注意が必要です。
寒い時期は、おおよそ-10度以上で育ててください。

様々な土壌で育てられますが、水はけのよい土で育てることが望ましいです。
水やりは、水を切らさないように、土の上部が乾いたら水を与えます。
土の湿り過ぎは根腐れを引き起こすため、水の与え過ぎには注意してください。
なるべく風通しの良い場所で管理してください。
土壌pHは弱酸性の土を好むため、弱酸性の腐葉土や、鹿沼土、ピートモスを少し混ぜるなどして、わずかに酸性に保つとより良いです。
アルカリ性が強い土(石灰分を多く含む土など)は避けてください。

※耐寒性等の耐性は、育成する地域の気候や環境変化にもよるため、様子を見ながら管理ください。



<注記>
・本情報は、当店の経験や、生息地の環境、調査情報をもとに掲載をしておりますが、全てが正解ではない場合もあります。
 耐寒性などの耐性は、成長度合いのほか、育成する地域の気候や環境変化(暑さや寒さの期間・湿度変化・寒暖差など)によって異なるケースがありますことをご了承ください。
 もしもお気づきの点がありましたらご連絡ください。
・植物全てに関することになりますが、地植えなどの野外で育成するときには注意が必要です。
 植物によっては、別の土地へ自生して侵略種になり得ますので、管理できる状態を維持してください。

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