学名:Cupressus cashmeriana
英名:Bhutan cypress
カシミール・イトスギとは
カシミール・イトスギは青緑色の芳香がある葉をもち、葉が垂れ下がる優雅な樹形になる、コニファー(針葉樹)です。
美しい葉の色と樹形をもつことから、観賞用の木としても有名であり、欧米等の庭園や公園にも植えられています。
「英国王立園芸協会」からは「ガーデンメリット賞」を授与されており、庭での植栽で優れた植物だと評価されています。
「ブータン・イトスギ」とも呼ばれ、ブータンでは国定木とされています。
ブータンやインド、ネパール等の、仏教に関係する場所に植えられてきました。
比較的、成長が早くて丈夫であり、育てやすい種類です。
生育地:ブータンやインド北東部の標高1,000m以上の高地に生育
樹高:20~40m程度
育て方
ある程度の耐暑性はありますが、暑い時期の直射日光は避け、猛暑日には涼しい環境で管理ください。
寒い時期は、おおよそ-10度以上で育ててください。
水はけのよい土で育ててください。
水やりは、土の上部が乾いたら水を与えます。
水を切らさないように注意してください。
ただし、土の湿り過ぎは根腐れを引き起こすため、水の与え過ぎには注意してください。
なるべく風通しの良い場所で管理してください。
冬を含め、年中、日当たりの良い明るい環境で育てることが望ましいです。
成長が早く、鉢が小さいと根詰まりしやすいので注意してください。
地植えで大きくなる木のため、地植えするときは、年に数回は適度な高さで葉枝を伐採するなど、成長しすぎないように管理が必要です。
※耐寒性等の耐性は、育成する地域の気候や環境変化にもよるため、様子を見ながら管理ください。
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<注記>
・本情報は、当店の経験や、生息地の環境、調査情報をもとに掲載をしておりますが、全てが正解ではない場合もあります。
耐寒性などの耐性は、成長度合いのほか、育成する地域の気候や環境変化(暑さや寒さの期間・湿度変化・寒暖差など)によって異なるケースがありますことをご了承ください。
もしもお気づきの点がありましたらご連絡ください。
・植物全てに関することになりますが、地植えなどの野外で育成するときには注意が必要です。
植物によっては、別の土地へ自生して侵略種になり得ますので、管理できる状態を維持してください。