学名:Acacia bancroftiorum
シノニム:Acacia bancroftii
英名:Bancroft's wattle
アカシア・バンクロフトとは
アカシア・バンクロフトはボール状の沢山の黄色い花を咲かせるミモザ(アカシア)です。
アカシアの中では比較的、小~中型の種類でもあります。
ライトグリーンのブーメラン状の葉は、成長に伴い卵型に広がります。
種小名の「バンクロフト」はオーストラリアで医学や植物学で功績を残したジョセフ・バンクロフトとその息子であるトーマス・レーン・バンクロフトを讃えて名付けられました。
「Acacia bancroftii」と記載されることもありますが、バンクロフトの2名を讃えているため、「bancroftiorum」が正式名とされます。
生育地:オーストラリア東部の開けた森林や岩が多い丘陵に生育
樹高:4~6m程度
育て方
耐暑性があります。(近年の連日の猛暑等には注意)
冬は寒波に当てず、なるべく、0度以下になりにくい環境で育ててください。
水はけのよい土で育ててください。
水やりは、土の上部が乾いたら水を与えます。
ただし、土の湿り過ぎは根腐れを引き起こすため、水の与え過ぎには注意してください。
なるべく風通しの良い場所で管理してください。
冬を含め、年中、日当たりの良い明るい環境で育てることが望ましいです。
アカシアはマメ科の植物であり、一般的に、空気中から窒素を固定して、生育に利用します。
そのため、窒素が多く含む肥料や培養土は避けてください。
肥料を過度に与えすぎると、逆に、弱らせることになりますので、注意してください。
肥料を与える場合には、窒素が少ない肥料を年に1~2回程度、控えめに与えると良いでしょう。
※耐寒性等の耐性は、育成する地域の気候や環境変化にもよるため、様子を見ながら管理ください。
【種子の在庫状況】
少なめ
<注記>
・本情報は、当店の経験や、生息地の環境、調査情報をもとに掲載をしておりますが、全てが正解ではない場合もあります。
耐寒性などの耐性は、成長度合いのほか、育成する地域の気候や環境変化(暑さや寒さの期間・湿度変化・寒暖差など)によって異なるケースがありますことをご了承ください。
もしもお気づきの点がありましたらご連絡ください。
・植物全てに関することになりますが、地植えなどの野外で育成するときには注意が必要です。
植物によっては、別の土地へ自生して侵略種になり得ますので、管理できる状態を維持してください。