学名:Eucalyptus bancroftii
英名:Orange gum, Bancroft's red gum
ユーカリ オレンジガムとは
ユーカリ オレンジガムは厚みのあるレモン型の葉をもつ、中~大型のユーカリです。
年月が経つにつれて樹皮が剥がれると、オレンジ色の斑点の木肌が現れ、やがてグレーやブラウンの色合いになります。
主に限られた海岸沿いの地域で生育していますが、近くの開けた森林や台地でも見られます。
種小名の「バンクロフト」は、19~20世紀のオーストラリアの医師であり生物学にも携わった「トーマス・バンクロフト」を称えて名付けられました。
比較的、成長が早くて丈夫であり、育てやすい種類です。
葉系は、大きく成長すると多くのユーカリ同様に、長葉や卵型の葉になります。
一般的には、成長しても、低い範囲から伸びる葉枝は、元の形であることもあります。
そのため、元の葉を保つに、定期的に背の高い範囲を剪定し、低い位置から葉を伸ばす方法が考えられます。
生育地:オーストラリア東部の沿岸地域の開けた森林や台地などに生育
樹高:15~30m程度
育て方
耐暑性があります。(近年の連日の猛暑等には注意)
冬は寒波に当てず、なるべく、0度以下になりにくい環境で育ててください。
水はけのよい土で育ててください。
水やりは、土の上部が乾いたら水を与えます。
ただし、土の湿り過ぎは根腐れを引き起こすため、水の与え過ぎには注意してください。
なるべく風通しの良い場所で管理してください。
冬を含め、年中、日当たりの良い明るい環境で育てることが望ましいです。
※耐寒性等の耐性は、育成する地域の気候や環境変化にもよるため、様子を見ながら管理ください。
【種子の在庫】:在庫あり
<注記>
・本情報は、当店の経験や、生息地の環境、調査情報をもとに掲載をしておりますが、全てが正解ではない場合もあります。
耐寒性などの耐性は、成長度合いのほか、育成する地域の気候や環境変化(暑さや寒さの期間・湿度変化・寒暖差など)によって異なるケースがありますことをご了承ください。
もしもお気づきの点がありましたらご連絡ください。
・植物全てに関することになりますが、地植えなどの野外で育成するときには注意が必要です。
植物によっては、別の土地へ自生して侵略種になり得ますので、管理できる状態を維持してください。
育つ様子や育成例の記事
ユーカリ オレンジガムの育成の様子を紹介上記の記事ではユーカリ オレンジガムの育つ様子や育成例、個性や魅力を紹介しています。