レプトスペルマム・ルペストレ(アルパイン・ティーツリー) – 高山のオージープランツ – 取り扱い植物の説明と育て方

学名:Leptospermum rupestre
英名:Alpine tea-tree, Prostrate tea-tree

レプトスペルマム・ルペストレ

レプトスペルマム・ルペストレとは

レプトスペルマム・ルペストレは可憐な小さな白い花を咲かせ、楕円形の小葉をもつ、タスマニア島の山々に生育する高地のオージープランツです。
高山帯や亜高山に生育し、「アルパイン(高山)・ティーツリー」と呼ばれます。
高山帯では、ひれ伏したような樹形なり、岩の上で広がる様子が見られ、「プロスレート(ひれ伏した)・ティー ツリー 」とも呼ばれます。
亜高山帯では、ひれ伏さずに直立した低木になることがあります。
楕円形の小葉は、晩秋に青銅色または紫色に紅葉します。
ある程度の霜にも耐え、イングランドやスコットランドでも、観賞用の庭木や防風用の生け垣として植樹されています。
種小名の「ルペストレ」はラテン語で「rupestris(岩が多い)」を意味し、発見された環境を示しています。

原産地:オーストラリアのタスマニア島に生育

樹高:1~4m程度

育て方

レプトスペルマム・ルペストレ

暑い時期には、高温多湿の環境を避け、風通しのよい環境で育ててください。
(特に、苗が若いときや鉢で育成している間は、夏の直射日光を避けてください)
寒い時期は、なるべく-5度以上で育ててください。

様々な土壌で育ちますが、水はけのよい土で育てるのが望ましいです。
水やりは、水を切らさないように土の上部が乾いたら水を上げます。
土の湿りすぎは根腐れを引き起こすため、水のやりすぎには注意してください。
多湿は苦手のため、湿度が高い時期には、湿度が高くない環境(風通しの良い場所など)で管理してください。
連日の雨などの高い湿度になる日には特に注意が必要です。

※耐寒性等の耐性は、育成する地域の気候や環境変化にもよるため、様子を見ながら管理ください。

【幼い苗のときや鉢が小さいときの注意点(植物全般)】
夏には強い直射日光や高温の場所を避け、冬には霜や寒風を避けてください。
急な温度・湿度変化にも注意してください。
特に初春等の急激な寒暖差があるときは、寒暖差の影響が少ない環境で育てることを推奨します。

植物の在庫状況

当店では植物の鉢物や種子を販売しております。



<注記>
・本情報は、当店の経験や、生息地の環境、調査情報をもとに掲載をしておりますが、全てが正解ではない場合もあります。
 耐寒性などの耐性は、成長度合いのほか、育成する地域の気候や環境変化(暑さや寒さの期間・湿度変化・寒暖差など)によって異なるケースがありますことをご了承ください。
 もしもお気づきの点がありましたらご連絡ください。
・植物全てに関することになりますが、地植えなどの野外で育成するときには注意が必要です。
 植物によっては、別の土地へ自生して侵略種になり得ますので、管理できる状態を維持してください。

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