学名:Albizia julibrissin
英名:Persian silk tree

ネムノキ(合歓木)とは
ネムノキ(合歓木)はピンク&白色の花を咲かせる花木であり、羽状の葉をもちます。
日本の温かい地域でも見られ、万葉集や松尾芭蕉の句に登場するなど、日本文学とも関わりがある植物です。
成長が早くて乾燥にも強く、観賞用や街路樹としてアメリカ等にも植えられています。
中国等では花をお茶にしたり、花や樹皮を薬として使用することがあります。
暗いときに葉がゆっくりと合わさって閉じ、小葉は下向きに垂れる様子は、眠った様子に見え、「ネムノキ(眠った木)」と呼ばれています。
漢字の「合歓」は、中国語由来であり、葉が合わさって閉じる姿から、中国では「夫婦円満」の象徴とされています。
種小名の「julibrissin」はペルシア語で「絹の花」を意味し、ふわふわとした花を表しています。
そのため、「シルクツリー(絹の木)」とも呼ばれます。
原産地:南東アジア・東アジアに生育
樹高:5~15m程度
育て方

耐暑性および耐寒性があります。
寒い時期は、なるべく-10度以上で育ててください。
様々な土壌で育ちますが、水はけのよい土で育てるのが望ましいです。
水やりは、水を切らさないように土の上部が乾いたら水を上げます。
土の湿りすぎは根腐れを引き起こすため、水のやりすぎには注意してください。
種子の発芽方法(種まき前の前処理)
(1)熱湯に浸け、24時間水に浸す
⇒熱湯に浸ける手法は解説ページにも掲載
※本情報は、当店の取り扱い種子に関する情報です。
※種まき時期の目安は平均気温18~27度です。

植物の在庫状況
当店では植物の鉢もの・苗木、種子を販売しております。
苗木 : 要問い合わせ
種子 : 少なめ
<注記>
・本情報は、当店の経験や、生息地の環境、調査情報をもとに掲載をしておりますが、全てが正解ではない場合もあります。
例えば、「育て方」等、育成する周辺環境や気候によって異なるケースがありますことをご了承ください。
もしもお気づきの点がありましたらご連絡ください。
・植物全てに関することになりますが、地植えなどの野外で育成するときには注意が必要です。
植物によっては、別の土地へ自生して侵略種になり得ますので、管理できる状態を維持してください。