学名:Artemisia tridentata
英名:Big sagebrush

ヤマヨモギとは
ヤマヨモギは黄色い花を咲かせ、芳香がある薄い緑色の葉枝をもつ、ヨモギ属の低木です。
生育地では、乾燥した大草原や山地の斜面に生育しています。
生育地ではライチョウ、プロングホーン、ビレオ、ピグミーウサギなどの様々な動物の環境や食料源になっています。
アメリカのネバダ州内に多く生育しており、ネバダ州の国花になっています、
かつて、ネイティブアメリカンは葉をお茶や傷薬、スマッジングハーブとして利用しました。
また、木材や樹皮を燃料やロープ、バスケットに使用しました。
原産地:アメリカやカナダ西部に生育
樹高:0.5~3m程度
育て方

耐暑性および耐寒性があります。
寒い時期は、なるべく-10度以上で育ててください。
水はけのよい土で育て、なるべく粘土質の土は避けてください。
乾燥には強いものの、春から秋の成長期には水を早く吸うことがあるため、土の上~中部が乾いたらたっぷり水を与えます。
過度な土の湿りすぎは根腐れを引き起こすため、注意してください。
種子の発芽方法(種まき前の前処理)
(1)冷湿環境で4週間保管
⇒冷湿環境は湿らせたキッチンペーパー等で包んで冷蔵庫に保管する方法が一般的です。
(詳細は解説ページにも掲載)
※本情報は、当店の取り扱い種子に関する情報です。
※種まき時期の目安は平均気温15~25度です。

参考画像
カリフォルニア州とネバダ州にあるインヨー国立森林公園

ネバダ州の州旗
ヤマヨモギが描かれています。

植物の在庫状況
当店では植物の鉢もの・苗木、種子を販売しております。
苗木 : 要問い合わせ
種子 : 品切れ
<注記>
・本情報は、当店の経験や、生息地の環境、調査情報をもとに掲載をしておりますが、全てが正解ではない場合もあります。
例えば、「育て方」等、育成する周辺環境や気候によって異なるケースがありますことをご了承ください。
もしもお気づきの点がありましたらご連絡ください。
・植物全てに関することになりますが、地植えなどの野外で育成するときには注意が必要です。
植物によっては、別の土地へ自生して侵略種になり得ますので、管理できる状態を維持してください。