学名:Artemisia tridentata
英名:Big sagebrush
ヤマヨモギとは
ヤマヨモギは黄色い花を咲かせ、芳香がある薄い緑色の葉枝をもつ、ヨモギ属の低木です。
生育地では、乾燥した大草原や山地の斜面に生育しています。
生育地ではライチョウ、プロングホーン、ビレオ、ピグミーウサギなどの様々な動物の環境や食料源になっています。
アメリカのネバダ州内に多く生育しており、ネバダ州の国花になっています、
かつて、ネイティブアメリカンは葉をお茶や傷薬、スマッジングハーブとして利用しました。
また、木材や樹皮を燃料やロープ、バスケットに使用しました。
生育地:アメリカやカナダ西部に生育
樹高:0.5~3m程度
育て方
耐暑性があります。
寒い時期は、おおよそ-10度以上で育ててください。
土は乾燥気味にし、土の上~中部が乾いた水を与えます。
春から秋の成長期には、水を早く吸うことがあるため、水を完全に切らさないように注意します。
冬などは、水を吸う速度は遅くなりますので、それを考慮して、水やりは最低限にします。
過度な土の湿りすぎは植物を弱らせるため、注意してください。
夏などの高温多湿は好まないため、空気が滞留する場所は避け、多湿にならないよう風通しの良い場所で管理ください。
梅雨などの連日の雨には特に注意してください。
※耐寒性等の耐性は、育成する地域の気候や環境変化にもよるため、様子を見ながら管理ください。
参考画像
カリフォルニア州とネバダ州にあるインヨー国立森林公園
ネバダ州の州旗
ヤマヨモギが描かれています。
<注記>
・本情報は、当店の経験や、生息地の環境、調査情報をもとに掲載をしておりますが、全てが正解ではない場合もあります。
耐寒性などの耐性は、成長度合いのほか、育成する地域の気候や環境変化(暑さや寒さの期間・湿度変化・寒暖差など)によって異なるケースがありますことをご了承ください。
もしもお気づきの点がありましたらご連絡ください。
・植物全てに関することになりますが、地植えなどの野外で育成するときには注意が必要です。
植物によっては、別の土地へ自生して侵略種になり得ますので、管理できる状態を維持してください。