学名:Larix laricina
英名:Tamarack, Red larch
アメリカカラマツとは
アメリカカラマツはアラスカの大極寒にも耐える、アメリカ大陸に生育するカラマツです。
北極の森林限界付近にも生育し、マイナス60度以下でも耐えるといわれています。
直立したピラミット型の整った樹形になり、盆栽の木や、庭園の木として利用されています。
緑色の針葉は、寒い時期には鮮やかなオレンジ色の色合いに紅葉することも特徴です。
生育地では、平地や湿原などに生育しています。
原産地:カナダ東部や中部、アメリカ北東部やアラスカに生育
樹高:10~20m程度
育て方
涼しい地域で生育しており、寒さには強い一方、暑さには若干弱いです。
暑い時期には、高温多湿の環境を避け、風通しのよい環境で育ててください。
(特に、苗が若いときや鉢で育成している間は、夏の直射日光を避けてください)
寒い時期は、なるべく-30度以上で育ててください。
水はけのよい土で育て、なるべく粘土質の土は避けてください。
水やりは、土が乾燥しないように、土の上部が乾いたら水を与えます。
(※水の与えすぎは根腐れを招きますので、過度に与えすぎないようにしてください。)
※耐寒性等の耐性は、育成する地域の気候や環境変化にもよるため、様子を見ながら管理ください。
【幼い苗のときや鉢が小さいときの注意点(植物全般)】
夏には強い直射日光や高温の場所を避け、冬には霜や寒風を避けてください。
急な温度・湿度変化にも注意してください。
特に初春等の急激な寒暖差があるときは、寒暖差の影響が少ない環境で育てることを推奨します。
植物の在庫状況
当店では植物の鉢物や種子を販売しております。
種子 : 在庫あり
<注記>
・本情報は、当店の経験や、生息地の環境、調査情報をもとに掲載をしておりますが、全てが正解ではない場合もあります。
耐寒性などの耐性は、成長度合いのほか、育成する地域の気候や環境変化(暑さや寒さの期間・湿度変化・寒暖差など)によって異なるケースがありますことをご了承ください。
もしもお気づきの点がありましたらご連絡ください。
・植物全てに関することになりますが、地植えなどの野外で育成するときには注意が必要です。
植物によっては、別の土地へ自生して侵略種になり得ますので、管理できる状態を維持してください。