学名:Ficus macrophylla
英名:Australian banyan
オーストラリア・ゴムノキとは
オーストラリア・ゴムノキは樹冠が広がる熱帯の木であり、インテリアの観葉植物としても知られています。
「モートンベイ・フィグ(モートン湾のいちじく)」とも呼ばれ、イチジク属なので「いちじく」と形状・断面が似た果実を持ち、かつてアボリジニが食用に利用したほか、オーストラリアの様々な鳥に好まれています。
モートン湾は、オーストラリア東海岸のブリスベン近くの湾です。
ハワイやカリフォルニア、ポルトガル、イタリアなどの温暖な国々では庭園のシンボルツリーとして植樹されています。
種小名の「マクロフィラ」はギリシャ語で「makros(大きい)」と「phyllon(葉)」を意味し、葉の大きさを表しています。
なお、絞め殺しの木(つる植物などの俗称)の一種であり、他の植物や岩に巻き付いて成長することがあるので、周辺の木を絞め殺さないように留意が必要です。
生育地:オーストラリア東部に生育
樹高:20~60m程度
育て方
耐暑性があります。(近年の連日の猛暑等には注意)
冬は寒波に当てず、霜が降りない、おおよそ5度以上の環境で育ててください。
寒暖差が大きくなる季節の変わり目には、気温が安定する温かい場所で管理ください。
水はけのよい土で育ててください。
水やりは、土の上部が乾いたら水を与えます。
水を切らさないように注意してください。
ただし、土の湿り過ぎは根腐れを引き起こすため、水の与え過ぎには注意してください。
なるべく風通しの良い場所で管理してください。
※耐寒性等の耐性は、育成する地域の気候や環境変化にもよるため、様子を見ながら管理ください。
<注記>
・本情報は、当店の経験や、生息地の環境、調査情報をもとに掲載をしておりますが、全てが正解ではない場合もあります。
耐寒性などの耐性は、成長度合いのほか、育成する地域の気候や環境変化(暑さや寒さの期間・湿度変化・寒暖差など)によって異なるケースがありますことをご了承ください。
もしもお気づきの点がありましたらご連絡ください。
・植物全てに関することになりますが、地植えなどの野外で育成するときには注意が必要です。
植物によっては、別の土地へ自生して侵略種になり得ますので、管理できる状態を維持してください。
育つ様子や育成例の記事
オーストラリア・ゴムノキの育成の様子を紹介上記の記事ではオーストラリア・ゴムノキの育つ様子や育成例、個性や魅力を紹介しています。