セコイアデンドロン・ギガンテウム (ジャイアントセコイア ) – 世界一の木 – 取り扱い植物の説明と育て方

学名:Sequoiadendron giganteum
シノニム:Sequoia gigantea, Giant sequoi
英名:Giant redwood

セコイアデンドロン・ギガンテウム

セコイアデンドロン・ギガンテウム とは

セコイアデンドロン・ギガンテウム は世界一体積が大きくなる木と知られ、3,500年生きた木もあったとされる長寿の木です。
ヒノキ科の針葉樹であり、青緑色の細やかな針葉をもち、真っ直ぐな樹形に育ちます。
巨大木として注目されがちですが、鑑賞用としても人気が高く、ヨーロッパ各国に植樹され、シンボルツリーになっています。
「英国王立園芸協会」からは「ガーデンメリット賞」を授与されており、植栽でも優れた植物だと評価されています。
現在では限られた地域にのみ自生する絶滅危惧種であり、20世紀初頭には多くの木が伐採などで消失しました。
古代は、北米からユーラシア大陸まで、広範囲に生育する大木でした。

原産地:アメリカのカリフォルニア州に生育

樹高:50~85m程度

育て方

セコイアデンドロン・ギガンテウム

暑い時期には、高温多湿の環境を避け、風通しのよい環境で育ててください。
(特に、苗が若いときや鉢で育成している間は、夏の直射日光を避けてください)
寒い時期は、なるべく-15度以上で育ててください。

様々な土壌で育ちますが、水はけのよい土で育てるのが望ましいです。
水やりは、水を切らさないように土の上部が乾いたら水を上げます。
土の湿りすぎは根腐れを引き起こすため、水のやりすぎには注意してください。

※耐寒性等の耐性は、育成する地域の気候や環境変化にもよるため、様子を見ながら管理ください。

セコイアデンドロン・ギガンテウム

【幼い苗のときや鉢が小さいときの注意点(植物全般)】
夏には強い直射日光や高温の場所を避け、冬には霜や寒風を避けてください。
急な温度・湿度変化にも注意してください。
特に初春等の急激な寒暖差があるときは、寒暖差の影響が少ない環境で育てることを推奨します。

植物の在庫状況

当店では植物の鉢物や種子を販売しております。



<注記>
・本情報は、当店の経験や、生息地の環境、調査情報をもとに掲載をしておりますが、全てが正解ではない場合もあります。
 耐寒性などの耐性は、成長度合いのほか、育成する地域の気候や環境変化(暑さや寒さの期間・湿度変化・寒暖差など)によって異なるケースがありますことをご了承ください。
 もしもお気づきの点がありましたらご連絡ください。
・植物全てに関することになりますが、地植えなどの野外で育成するときには注意が必要です。
 植物によっては、別の土地へ自生して侵略種になり得ますので、管理できる状態を維持してください。

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