アカシア・ロンギフォリア (ナガバアカシア / ゴールデン・ワトル) – 取り扱い植物の説明と育て方 – 長葉のミモザ

学名:Acacia longifolia
英名:Long-leaved wattle, Golden wattle

アカシア・ロンギフォリア

アカシア・ロンギフォリアとは

アカシア・ロンギフォリアは小~中型のアカシア(ミモザ)であり、明るい黄色い花を咲かせます。
「ナガバアカシア」と呼ばれ、長細い笹状の葉を翼のように広げます。
成長速度が速く、丈夫な種類のアカシアです。
土壌浸食防止・染料・木材などの様々な用途でも利用されており、ニュージーランドやアフリカ等の亜熱帯地域で見られます。
種小名の「ロンギフォリア」はラテン語の 「longus(長い)」 と「folius(葉)」に由来します。

比較的、成長が早くて丈夫で、育てやすい種類です。

生育地:オーストラリア南東部やタスマニア島の沿岸地域や山地の森林などに生育

樹高:2~8m程度

育て方

アカシア・ロンギフォリア

耐暑性があります。
寒い時期は、強い寒波に当てず、おおよそ-5度以上で育ててください。

様々な土壌で育てられますが、水はけのよい土で育てることが望ましいです。
水やりは、水を切らさないように、土の上部が乾いたら水を与えます。
土の湿り過ぎは根腐れを引き起こすため、水の与え過ぎには注意してください。
なるべく風通しの良い場所で管理してください。
冬を含め、年中、日当たりの良い明るい環境で育てることが望ましいです。
成長度合いは、成長が比較的早く、鉢が小さいと根詰まりしやすいので注意してください。
アカシアはマメ科の植物であり、一般的に、空気中から窒素を固定して、生育に利用します。
そのため、窒素が多く含む肥料や培養土は避けてください。
肥料を過度に与えすぎると、逆に、弱らせることになりますので、注意してください。
肥料を与える場合には、窒素が少ない肥料を年に1~2回程度、控えめに与えると良いでしょう。

※耐寒性等の耐性は、育成する地域の気候や環境変化にもよるため、様子を見ながら管理ください。



<注記>
・本情報は、当店の経験や、生息地の環境、調査情報をもとに掲載をしておりますが、全てが正解ではない場合もあります。
 耐寒性などの耐性は、成長度合いのほか、育成する地域の気候や環境変化(暑さや寒さの期間・湿度変化・寒暖差など)によって異なるケースがありますことをご了承ください。
 もしもお気づきの点がありましたらご連絡ください。
・植物全てに関することになりますが、地植えなどの野外で育成するときには注意が必要です。
 植物によっては、別の土地へ自生して侵略種になり得ますので、管理できる状態を維持してください。

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