鳳凰木(ホウオウボク) (デロニクス・レジア) – 取り扱い植物の説明と育て方 – 世界三大花木

学名:Delonix regia

鳳凰木(ホウオウボク)

鳳凰木(ホウオウボク)とは

鳳凰木(ホウオウボク)は緋紅色の華やかな蝶形の花を咲かせ、世界三大花木の一つでもある熱帯の花木です。
鮮やかな色の花から「フェニックスフラワー(鳳凰の花)」、「フレーム・オブ・フォレスト(森の炎)」とも呼ばれます。
美しい花を咲かせ、傘のような樹冠になり、ハワイやカリブ海諸国、東南アジアなどの暖かい地域で広く植えられています。
国や市の公式の木に指定されたり、校章に用いられたり、伝承にも登場するようになりました。
インドのケーララ州のセント・トーマス・クリスチャンの間では、イエス・キリストが十字架にかけられて流された血が、この花を赤くしたという伝承があるそうです。
カリブ海の島国であるバルバドスやセントクリストファー・ネイビスの国花でもあります。
種小名の「レジア」は「王や壮大」を意味します。

生育地:マダガスカルに生育

樹高:10~20m程度

育て方

鳳凰木(ホウオウボク)

耐暑性があります。
冬は寒波に当てず、霜が降りない、おおよそ5度以上の環境で育ててください。

様々な土壌で育てられますが、水はけのよい土で育てることが望ましいです。
水やりは、水を切らさないように、土の上部が乾いたら水を与えます。
土の湿り過ぎは根腐れを引き起こすため、水の与え過ぎには注意してください。
なるべく風通しの良い場所で管理してください。

※耐寒性等の耐性は、育成する地域の気候や環境変化にもよるため、様子を見ながら管理ください。



<注記>
・本情報は、当店の経験や、生息地の環境、調査情報をもとに掲載をしておりますが、全てが正解ではない場合もあります。
 耐寒性などの耐性は、成長度合いのほか、育成する地域の気候や環境変化(暑さや寒さの期間・湿度変化・寒暖差など)によって異なるケースがありますことをご了承ください。
 もしもお気づきの点がありましたらご連絡ください。
・植物全てに関することになりますが、地植えなどの野外で育成するときには注意が必要です。
 植物によっては、別の土地へ自生して侵略種になり得ますので、管理できる状態を維持してください。

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