ユッカ・ブレビフォリア – 取り扱い植物の説明と育て方 – 奇妙な樹形

学名:Yucca brevifolia
英名:Joshua Tree

ユッカ・ブレビフォリア

ユッカ・ブレビフォリアとは

ユッカ・ブレビフォリアは奇妙な木のような樹形になる、中~大型のユッカです。
樹形は「ふさふさ」や「ひょろひょろ」の樹形になる等、様々になります。
環境が合えば長生きする長命のユッカであり、樹齢300年を超える古い木も記録されています。
最初の10年は約5~10cmで成長し、やがて成長はゆっくりになります。
先住民は果実をペーストやケーキにしたり、葉から得られる繊維をサンダルや紐にしました。
「ジョシュアツリー」とも呼ばれ、聖書での預言者ヨシュア(ジョシュア)が約束の地を示す姿を例えて名付けられたとされます。
スペイン語では、「izote de desierto(砂漠の短剣)」とも呼ばれます。
種小名の「ブレビフォリア」はラテン語の 「brevis(短い)」と「folium (葉) 」に由来し、短い葉を表しています。

生育地:アメリカ南西部やメキシコ北東部の砂漠地帯の砂地や草原に生育

樹高:2~10m程度

育て方

ユッカ・ブレビフォリア

耐暑性があります。(近年の連日の猛暑等には注意)
寒い時期は、おおよそ-20度以上で育ててください。

水はけのよい土で育て、過度に水持ちする土は避けてください。
水やりは、土を乾燥気味にし、土の上~中部が乾いたら水を与えます。
大雨や長雨が当たらない場所で管理してください。
過度な土の湿りすぎは植物を弱らせるため、注意してください。
ただし、春から秋の成長期には、水を早く吸うことがあるため、水を完全に切らさないように注意します。
成長期ではない時期(冬など)は、水を吸う速度は遅くなりますので、それを考慮して、水やりは最低限にします。

夏などの高温多湿は好まないため、空気が滞留する場所は避け、多湿にならないよう風通しの良い場所で管理ください。
梅雨などの連日の雨には特に注意してください。

冬を含め、年中、日当たりの良い明るい環境で育てることが望ましいです。

寒い時期は室内に入れず、屋外の寒い環境で育てることが望ましいです。

※耐寒性等の耐性は、育成する地域の気候や環境変化にもよるため、様子を見ながら管理ください。



<注記>
・本情報は、当店の経験や、生息地の環境、調査情報をもとに掲載をしておりますが、全てが正解ではない場合もあります。
 耐寒性などの耐性は、成長度合いのほか、育成する地域の気候や環境変化(暑さや寒さの期間・湿度変化・寒暖差など)によって異なるケースがありますことをご了承ください。
 もしもお気づきの点がありましたらご連絡ください。
・植物全てに関することになりますが、地植えなどの野外で育成するときには注意が必要です。
 植物によっては、別の土地へ自生して侵略種になり得ますので、管理できる状態を維持してください。

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