イナゴマメ (キャロブ) – 取り扱い植物の説明と育て方 – キャロブパウダーの木

学名:Ceratonia siliqua
英名:Carob, Locust tree

イナゴマメ

イナゴマメとは

イナゴマメは地中海地域に生育するマメ科の木です。
多くは雌雄異株であり、雌株が結実します。
庭園の木として植えられたり、食用や薪用として栽培されています。
実を乾燥させた粉末は「キャロブパウダー」として、ココアやチョコレートの代用品にされたり、健康食品に用いられています。
ポルトガルやイタリア、モロッコ等において多くが生産されています。
干ばつにも耐え、ある程度の耐塩性も備えています。

生育地:地中海地域や中東地域に生育

樹高:10~15m程度

育て方

イナゴマメ

耐暑性があります。
寒い時期は、強い寒波に当てず、おおよそ-5度以上で育ててください。

様々な土壌で育てられますが、水はけのよい土で育てることが望ましいです。
水やりは、水を切らさないように、土の上部が乾いたら水を与えます。
土の湿り過ぎは根腐れを引き起こすため、水の与え過ぎには注意してください。
なるべく風通しの良い場所で管理してください。

※耐寒性等の耐性は、育成する地域の気候や環境変化にもよるため、様子を見ながら管理ください。



<注記>
・本情報は、当店の経験や、生息地の環境、調査情報をもとに掲載をしておりますが、全てが正解ではない場合もあります。
 耐寒性などの耐性は、成長度合いのほか、育成する地域の気候や環境変化(暑さや寒さの期間・湿度変化・寒暖差など)によって異なるケースがありますことをご了承ください。
 もしもお気づきの点がありましたらご連絡ください。
・植物全てに関することになりますが、地植えなどの野外で育成するときには注意が必要です。
 植物によっては、別の土地へ自生して侵略種になり得ますので、管理できる状態を維持してください。

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