黒クコ(黒枸杞) (ブラックゴジベリー / ロシアンボックスソーン) – 取り扱い植物の説明と育て方 – 黒色の果実

学名:Lycium ruthenicum
英名:Black Goji Berry、Russian box thorn

黒クコ(黒枸杞)

黒クコ(黒枸杞)とは

黒クコ(黒枸杞)は黒い色の果実を持つナス科の花木です。
栄養分の少ない土壌に生育し、干ばつにも耐え、耐塩性があります。
黒クコ茶として利用されるほか、お酒や薬膳料理などに用いられることがあります。

生育地:中央アジア、中国、インドなどの高地の砂地や塩分を含む砂浜などの砂質土壌に生育

樹高:1~2m程度

育て方

黒クコ(黒枸杞)

涼しい気候を好むため、暑い時期は直射日光を避けて涼しい環境で育ててください。
寒い時期は、おおよそ-15度以上で育ててください。

水はけのよい土で育て、水はけの悪い粘土質の土などは避けます。
土の上~中部が乾いたら水を与え、やや、乾燥気味に育てます。
土の湿り過ぎは生育を遅らせたり、弱らせることがありますので、注意してください。
夏などの高温多湿は好まないため、空気が滞留する場所は避け、多湿にならないよう風通しの良い場所で管理ください。
梅雨などの連日の雨には特に注意してください。
冬を含め、年中、日当たりの良い明るい環境で育てることが望ましいです。

※耐寒性等の耐性は、育成する地域の気候や環境変化にもよるため、様子を見ながら管理ください。



<注記>
・本情報は、当店の経験や、生息地の環境、調査情報をもとに掲載をしておりますが、全てが正解ではない場合もあります。
 耐寒性などの耐性は、成長度合いのほか、育成する地域の気候や環境変化(暑さや寒さの期間・湿度変化・寒暖差など)によって異なるケースがありますことをご了承ください。
 もしもお気づきの点がありましたらご連絡ください。
・植物全てに関することになりますが、地植えなどの野外で育成するときには注意が必要です。
 植物によっては、別の土地へ自生して侵略種になり得ますので、管理できる状態を維持してください。

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