トウゴマ – 取り扱い植物の説明と育て方 – キャスターオイル(ひまし油)の植物として有名

学名:Ricinus communis
英名:Castor oil plant

トウゴマ

トウゴマとは

トウゴマは熱帯地域に生育する多年草です。
熱帯地域では小さな木になりますが、冬が寒い環境では一年草になります。
食品用から工業用など、幅広い用途で使われている「ひまし油(キャスターオイル)」の原料としても有名です。
「キャスターオイル」や「キャスタービーンオイル」として、化粧品にも利用されています。
古くから人々と関わりがあり、古代エジプトやインド、ローマなどでも使用されてきました。

比較的、成長が早くて丈夫で、育てやすい種類です。

成長度合いは、環境によりますが、1年目で大よそ100~300cmです。

生育地:アフリカの東部やインドなどに生育

樹高:1~3m程度

育て方

トウゴマ

耐暑性があります。
冬は寒波に当てず、霜が降りない、おおよそ5度以上の環境で育ててください。

様々な土壌で育てられますが、水はけのよい土で育てることが望ましいです。
水やりは、水を切らさないように、土の上部が乾いたら水を与えます。
土の湿り過ぎは根腐れを引き起こすため、水の与え過ぎには注意してください。
なるべく風通しの良い場所で管理してください。

※耐寒性等の耐性は、育成する地域の気候や環境変化にもよるため、様子を見ながら管理ください。

トウゴマ


<注記>
・本情報は、当店の経験や、生息地の環境、調査情報をもとに掲載をしておりますが、全てが正解ではない場合もあります。
 耐寒性などの耐性は、成長度合いのほか、育成する地域の気候や環境変化(暑さや寒さの期間・湿度変化・寒暖差など)によって異なるケースがありますことをご了承ください。
 もしもお気づきの点がありましたらご連絡ください。
・植物全てに関することになりますが、地植えなどの野外で育成するときには注意が必要です。
 植物によっては、別の土地へ自生して侵略種になり得ますので、管理できる状態を維持してください。

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