学名：Acacia mearnsii
アカシア・メアンシーとは
アカシア・メアンシーは中型のミモザ（アカシア）であり、淡い黄色の花を咲かせます。
成長が早く、丈夫で寒さにも強く、オーストラリアの山火事後の自然再生においても重要な役割を果たしています。
かつて、アボリジニが薬用や食用としたり、道具としても使用してきました。
現在では、鑑賞用やハチミツ用のほか、木材や皮のなめし用として利用されています。
インドや東南アジア、ハワイ、アフリカ等の温かい地域に持ち込まれ、自生するようになりました。
「ブラックワトル」と呼ばれるアカシアは、この種類を指す場合もああれば、別の種類を指す場合もあります。
原産地：オーストラリアの南東部とタスマニア島に生育
樹高：6～15m程度
育て方
暑さには強いですが、寒い時期はなるべく-5度以上で管理ください。
冬の強い寒波には当てないように注意してください。
様々な土壌で育ちますが、水はけのよい土で育てるのが望ましいです。
水やりは、水を切らさないように土の上部が乾いたら水を上げます。
土の湿りすぎは根腐れを引き起こすため、水のやりすぎには注意してください。
※耐寒性等の耐性は、育成する地域の気候や環境変化にもよるため、様子を見ながら管理ください。
成長が早く、鉢が小さいと根詰まりしやすいので注意してください。
アカシアの仲間は、一般的に、肥料分が少ない痩せ地で育つことができます。
アカシアはマメ科の植物であり、空気中からチッ素を固定して、生育に利用します。
そのため、肥料を過度に与えすぎると、逆に、弱らせることになりますので、注意してください。
肥料を与える場合には、チッ素が少ない肥料を年に1～2回程度、控えめに与えると良いでしょう。
【幼い苗のときや鉢が小さいときの注意点（植物全般）】
夏には強い直射日光や高温の場所を避け、冬には霜や寒風を避けてください。
急な温度・湿度変化にも注意してください。
特に初春等の急激な寒暖差があるときは、寒暖差の影響が少ない環境で育てることを推奨します。
植物の在庫状況
当店では植物の鉢物や種子を販売しております。
種子 : 在庫あり
＜注記＞
・本情報は、当店の経験や、生息地の環境、調査情報をもとに掲載をしておりますが、全てが正解ではない場合もあります。
耐寒性などの耐性は、成長度合いのほか、育成する地域の気候や環境変化（暑さや寒さの期間･湿度変化･寒暖差など）によって異なるケースがありますことをご了承ください。
もしもお気づきの点がありましたらご連絡ください。
・植物全てに関することになりますが、地植えなどの野外で育成するときには注意が必要です。
植物によっては、別の土地へ自生して侵略種になり得ますので、管理できる状態を維持してください。
植物の紹介記事
アカシア・メアンシーの鉢物の様子の紹介
鉢物の様子や、個性や魅力を紹介しています。