学名:Acacia stenophylla
英名:Shoestring acacia

アカシア・ステノフィラとは
アカシア・ステノフィラは青みのある糸葉が独特で、美しい、中型のミモザ(アカシア)です。
とても細長い葉を持ち、枝垂れる様子は柳のようにも見える、一風変わったアカシアです。
春から夏、夏から秋の長い期間にわたり、ポンポン状の丸い小さな花が見られます。
乾燥地や亜乾燥地に生育しており、生育地で生じる大雨や霜の激しい環境にも耐える丈夫な種類です。
種小名の「ステノフィラ」は、ギリシャ語の「ステノス(狭い)」と「フィロン(葉)」に由来し、細長い葉を表しています。
別名の「シューストリング」は「靴紐(のように細長い)」という意味になり、確かに「紐」のような葉です。
原産地:オーストラリアの中央部と東部に生育
樹高:4~10m程度
育て方

暑さには強いですが、寒い時期はなるべく-5度以上で管理ください。
冬の強い寒波には当てないように注意してください。
様々な土壌で育ちますが、水はけのよい土で育てるのが望ましいです。
水やりは、水を切らさないように土の上部が乾いたら水を上げます。
土の湿りすぎは根腐れを引き起こすため、水のやりすぎには注意してください。
成長が早く、鉢が小さいと根詰まりしやすいので注意してください。
種子の発芽方法(種まき前の前処理)
(1)熱湯に浸けてそのまま放置で12時間置く
⇒熱湯に浸ける手法は解説ページにも掲載
※本情報は、当店の取り扱い種子に関する情報です。
※種まき時期の目安は平均気温度です。


植物の在庫状況
当店では植物の鉢もの・苗木、種子を販売しております。
苗木 : 要問い合わせ
種子 : 品切れ
<注記>
・本情報は、当店の経験や、生息地の環境、調査情報をもとに掲載をしておりますが、全てが正解ではない場合もあります。
例えば、「育て方」等、育成する周辺環境や気候によって異なるケースがありますことをご了承ください。
もしもお気づきの点がありましたらご連絡ください。
・植物全てに関することになりますが、地植えなどの野外で育成するときには注意が必要です。
植物によっては、別の土地へ自生して侵略種になり得ますので、管理できる状態を維持してください。
植物の紹介記事
アカシア・ステノフィラの鉢物の様子の紹介