銀合歓(ギンゴウカン)(ギンネム) – ミラクルツリー – 取り扱い植物の説明と育て方

学名:Leucaena leucocephala
英名:White leadtree

銀合歓(ギンゴウカン)

銀合歓(ギンゴウカン)とは

銀合歓(ギンゴウカン)は丸いポンポンのような可愛い白い花を咲かせ、鳥の羽のような葉を持つ熱帯の花木です。
「銀合歓」という和名は、「ネムノキ(合歓木)」に似た木であることと、白い花を咲かせることが由来です。
「ネムノキ」の暗いときに葉がゆっくりと合わさって閉じ、小葉は下向きに垂れる、眠ったような性質は同様です。
成長が早く、丈夫で、様々な用途に利用できることから、「ミラクルツリー」と呼ばれ、熱帯の国々に持ち込まれて広がりました。
東南アジアやメキシコ等では葉や実(さや)を食用にしたり、葉をバイオマス用や飼料としたり、木材は紙の生産用にも利用されます。
メキシコではタコスの材料にしたり、沖縄ではカルシウムの豊富なお茶として利用されています。
耐寒性はあまりありませんが、時々マイナス温度になる程度の地域では、地植えや大ポット苗であれば、野外でも耐える場合があります。
冬は葉を落として枯れたようになりますが、春からすくすく育ち、たちまち数メートルに広がります。
本種は生命力が強いため、日本で温かい地域では、他の土地へ広がらないように(侵略植物にならないように)注意してください。

原産地:中南米に生育

樹高:1~5m程度

育て方

銀合歓(ギンゴウカン)

暑さには強いですが、寒さには弱く、なるべく5度以上の環境で管理ください。
冬は寒波に当てず、霜がかからない環境で育ててください。

様々な土壌で育ちますが、水はけのよい土で育てるのが望ましいです。
水やりは、水を切らさないように土の上部が乾いたら水を上げます。
土の湿りすぎは根腐れを引き起こすため、水のやりすぎには注意してください。

※耐寒性等の耐性は、育成する地域の気候や環境変化にもよるため、様子を見ながら管理ください。

成長が早く、鉢が小さいと根詰まりしやすいので注意してください。

銀合歓(ギンゴウカン)
銀合歓(ギンゴウカン)

【幼い苗のときや鉢が小さいときの注意点(植物全般)】
夏には強い直射日光や高温の場所を避け、冬には霜や寒風を避けてください。
急な温度・湿度変化にも注意してください。
特に初春等の急激な寒暖差があるときは、寒暖差の影響が少ない環境で育てることを推奨します。

植物の在庫状況

当店では植物の鉢物や種子を販売しております。



<注記>
・本情報は、当店の経験や、生息地の環境、調査情報をもとに掲載をしておりますが、全てが正解ではない場合もあります。
 耐寒性などの耐性は、成長度合いのほか、育成する地域の気候や環境変化(暑さや寒さの期間・湿度変化・寒暖差など)によって異なるケースがありますことをご了承ください。
 もしもお気づきの点がありましたらご連絡ください。
・植物全てに関することになりますが、地植えなどの野外で育成するときには注意が必要です。
 植物によっては、別の土地へ自生して侵略種になり得ますので、管理できる状態を維持してください。

植物の紹介記事

銀合歓(ギンゴウカン)の鉢物の様子の紹介

鉢物の様子や、個性や魅力を紹介しています。

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