学名:Paulownia fortunei
英名:Dragon tree, Fortune's empress tree
ポロウニア・フォーチュニーとは
ポロウニア・フォーチュニーは薄いパープル色を帯びた白色の花を咲かせる、桐(キリ)の花木です。
「ドラゴンツリー」や「フォーチュン・エンプレスツリー(皇后の木)」とも呼ばれます。
成長が早くて耐寒性もあり、欧米の庭園にも植樹されています。
木材的価値があり、古琴などの弦楽器など、様々な用途に使われています。
日本の多くの地域で冬に葉を落とす「落葉樹」になりますが、熱帯地域では「常緑樹」になります。
種小名の「フォーチュニー」は、19世紀のスコットランドの植物学者であり紅茶産業にも貢献した「ロバート・フォーチュン」を称して名付けられました。
桐の木は「エンプレスツリー(皇后の木)」と呼ばれ、本種は種小名から「フォーチュン・エンプレスツリー」とも呼ばれます。
そのまま訳すと「幸運の皇后の木」となり、趣ある名前になります。
※本種は「リュウケツジュ」ではありません。
比較的、成長が早くて丈夫であり、育てやすい種類です。
数年で花を咲かせる可能性があります。
成長度合いは、1年目に約100~200cmです。(※育成方法・環境にも応じる)
生育地:中国南東部やラオス、ベトナムに生育
樹高:10~30m程度
育て方
耐暑性があります。(近年の連日の猛暑等には注意)
寒い時期は、おおよそ-15度以上で育ててください。
水はけのよい土で育ててください。
水やりは、土の上部が乾いたら水を与えます。
水を切らさないように注意してください。
ただし、土の湿り過ぎは根腐れを引き起こすため、水の与え過ぎには注意してください。
なるべく風通しの良い場所で管理してください。
※耐寒性等の耐性は、育成する地域の気候や環境変化にもよるため、様子を見ながら管理ください。
【種子の在庫状況】
在庫あり
<注記>
・本情報は、当店の経験や、生息地の環境、調査情報をもとに掲載をしておりますが、全てが正解ではない場合もあります。
耐寒性などの耐性は、成長度合いのほか、育成する地域の気候や環境変化(暑さや寒さの期間・湿度変化・寒暖差など)によって異なるケースがありますことをご了承ください。
もしもお気づきの点がありましたらご連絡ください。
・植物全てに関することになりますが、地植えなどの野外で育成するときには注意が必要です。
植物によっては、別の土地へ自生して侵略種になり得ますので、管理できる状態を維持してください。
育つ様子や育成例の記事
ポロウニア・フォーチュニーの育成の様子を紹介上記の記事ではポロウニア・フォーチュニーの育つ様子や育成例、個性や魅力を紹介しています。